39 ページ39
・
手越さんside
・
・
その瞳はあまりにも綺麗で…
誰よりもキラキラして美しかった
その瞳を俺が守ってあげたい
その瞳を俺だけに向けてほしい
そう思うようになったからだろうか。
過去の俺のことをAちゃんは受け止めてくれるだろうか。
悲しむだろうか。
そう思ううちにだんだん過去をなかったかのようにした、あの女も他の女達もなにもなかったかのように…
でも、上手くはいかなかった
当たり前だ。
あの女がしつこいのはもともと知っていたし
いつか話さないといけないって分かっていたんだ
・
・
誰よりも気遣いができて仕事もできる
なんでこんな子が他の男達に狙われなかったのかが不思議に思うくらいにいい子
口では会話はできないけど、笑顔を見れるだけでよかった
その笑顔も失わせたのは俺なのに
' もう手越さんのことは好きじゃないです。'
その瞳は今にも涙で溢れそうだ
あぁ、苦しい…
胸を握り潰されているかのように苦しい
笑顔にするどころか何回も泣かせてしまった。
守るどころか俺が傷つけてしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かりね(プロフ) - ていさん» ありがとうございます！嬉しいです！！ (2019年1月14日 22時) (
レス) id: a4d18b62d3 (このIDを非表示/違反報告)
てい - 楽しく読ませていただいております (2019年1月13日 23時) (レス) id: 70fd39881e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かりね | 作成日時：2018年12月26日 1時
