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泣きじゃくる私の背中をトントンと落ち着かせるよう泣き止むまで抱きしめてくれた
気持ちが収まると
「ごめんね、俺が気付けばよかった」
手越さんは優しい。
結局は手越さんがいつもこうやって謝るんだ。
メモとペンを手にして
' ごめんなさい。私こそ '
' でも…
やっぱり私もあの女たちの1人なんですか？ '
' 私あまり恋愛とかした事なかったので セ フ レ とかそういうの分からなくて…
もし私に飽きたなら「本当にごめん俺のせいだね。」
ペンを持っている私の手を握りそう言う
「こんなことAちゃんに言わせるなんて、最低だよね。あの女の言う通りAちゃんと出会う前は色んな女と遊んでたしあいつもその1人。女なんて信用できないし、今まで遊んでた女とはまともに会話したこともないよ。」
「嘘に聞こえるかもしれないけどAちゃんと出会って好きになってきて本当に毎日楽しくて、
でもこんな事になるなら、はやく言えばよかったね…ごめんね」
嘘を付いているようには見えないし本当のことだと思う
「だから別れるとか言わないで」
まるで捨てられた子犬のような顔で今すぐ抱きしめてあげたい
私も好きですと言いたい
でも
「ごめんなさい。それは出来ません」
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かりね(プロフ) - ていさん» ありがとうございます！嬉しいです！！ (2019年1月14日 22時) (
レス) id: a4d18b62d3 (このIDを非表示/違反報告)
てい - 楽しく読ませていただいております (2019年1月13日 23時) (レス) id: 70fd39881e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かりね | 作成日時：2018年12月26日 1時
