僕はお前が笑っていれば…それで。 ページ34
ころんside
僕は走って走って
とにかく走り回った
でも、Aは何処にも居なくて
僕は焦った
保健室も居ない
教室も居ない
こ「どこだよ」
『誰探してんの？手伝ってあげようか？』
こ「A、じゃなくて綾小路さん探してるんだけど……ってお前！」
『あー私？探してたの？ごめんよー』
こ「じゃなくてお前、大丈夫なの？」
『何が？』
こ「何がって。泣いて出てきたじゃん。お前」
『あー。なんか色んな感情が混ざちゃって(笑)でも、今は整理できたからだいじょぶー』
こ「そっか」
僕が歩いて教室に行こうとすると
服を掴まれる感覚を覚えた
『今日さ、家でゲームしない？』
Aが僕の服を掴んでいるみたいだった
こ「朝、言ったじゃん、行くって。」
『うん』
2人で並んで歩いた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Aの家では僕らはゲームばっかりしていた
Aの好きなゲームだってたくさんした。
ひと段落ついたところでAが口を開いた
『私、にぃと仲良り出来そうだよ。』
こ「うん、良かったね」
『私、けがれてなかったよ。』
こ「うん」
『ころん、私と一緒に居ても恥ずかしくないよ』
こ「うん」
Aの言っていることは分からないところもあった
でも一生懸命話すAは笑ってしまうほど弱々しかった
『…ころん』
いつもそう、最後には寂しそうな目で僕を見るんだから
無言でハグをする
『…』
こ「…」
僕はいつもAに振り回されている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 354人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カテラ(プロフ) - るるな。さん» はい！！書くね！！ (2020年1月7日 20時) (
レス) id: ee7ebaa81b (このIDを非表示/違反報告)
るるな。(プロフ) - 楽しみだよ！！たまにはるぅとくんとの甘々描いてね (2020年1月7日 20時) (レス) id: 9990b6f538 (このIDを非表示/違反報告)
カテラ(プロフ) - るるな。さん» 時々カメラに変更しそうになるよね←ありがとうございます！！ (2020年1月7日 20時) (レス) id: ee7ebaa81b (このIDを非表示/違反報告)
るるな。(プロフ) - え絶対みるよ！誰エンドなんだ･･･。てかどーでもいいけどカテラて打つとまず『カメラ』って出んのだるい(くっそどうでもいい) (2020年1月7日 20時) (レス) id: 9990b6f538 (このIDを非表示/違反報告)
カテラ(プロフ) - なゆさん» 青春的な告白ありがとうございます(((殴 すみません。 (2020年1月7日 19時) (レス) id: ee7ebaa81b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カテラ。 | 作成日時：2019年11月7日 18時
