私は誰にも惚れはしない【Stpr】

story 39 ページ42

あなたside









『放課後…憂鬱だ』









み｢ファイトぉ｣









『なんで興味ないみたいな言い方するの！！』









み｢興味ないから｣









『さとみ先輩と会いたくないの？』









み｢今、さとみ先輩はあんたに夢中でしょ。そんな姿見たくない｣









『そーですか、そーですか。』









『え…みり。嫉妬してる？？』









み｢別にしてないけどさ…。あのさ頑張んなよ｣









『あ、うん。ありがとう？』









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私は放課後生徒会に行く気分ではなかった









教室にずっと残っていた









グランドから聞こえる部活の声と合唱部の声、吹奏楽部の音









青春みたいだなぁ









男｢今行けって1人だぞww｣









男｢そんなに急かさないでよ｣









後ろのドアから声がしたので振り返ると









坊主の男の子と気の弱そうな男の子が立っていた









『何かよう？』









男｢あ、えっと。その…｣









気の弱そうな男の子が喋りはじめる









男｢A様にプレゼントを…｣









『私に？』









男｢はい、これ良かったら！！｣









差し出して来たのは箱だった









断る理由もないのでありがたく受け取る









『ありがとう』









男｢それじゃ、また明日！｣









男の子2人は走って外に出ていった









箱を開けるとイヤリングが入っていたが片方がないみたいだ









可愛かったのでつけることにした

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