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60話 ページ15

リクオside

「全くリクオ様、帰りが遅いと心配して来てみたからいいものの・・・あの距離を歩いて帰ろうなどと・・・これからは嫌でもお供を付けますからね!リキト様はどこに行かれたのですか?」
「・・・分かんない、バスに乗ったんじゃない・・・」

歩いて帰っていると空からカラス天狗が僕を見つけてくれた。運びながらグチグチと何かを言っている。そういえば、兄ちゃん、どこに行ったのかな?兄ちゃんは、妖怪怖くないのかな?もし、兄ちゃんが妖怪を嫌いだったらみんなと同じように怖がっちゃうかな?

「なぁカラス天狗。ボクって・・・人間なのかな?」
「え?」

意外な質問だったのかそう質問すると、驚いてた。でもいつもの様にまた、話し始める。

「そりゃまぁ、お母様もおばぁ様も人間ですから・・・」
「だよね!」
「総大将の血も4分の1入っております。」
「4分の1も?」
「そうです!ですから・・・もっと堂々としてもいいんですよ。」

妖怪の血は4分の1も入っているって、でも、人間の血もあると言うことも分かった。兄ちゃんも一緒なのかな?そんなことを考えていると、家が見えてきた。庭に降りるとみんなが安心したように駆け寄ってきた。

「若!ご無事で!」

そんな声と一緒にニュースが流れる。その内容は浮世絵小の子供が乗ったバスが事故にあったと言うことだ。

「え!?なんで!?」
「おお、リクオ帰ったか。お前、悪運強いのぉ・・・して、リキトと一緒じゃないんか?」

テレビを見ていたじいちゃんがそう言う。確か、カナちゃんが乗ったバスだ。そして、兄ちゃんも・・・

「僕行かなきゃ!!」
「どこへ行くんじゃこんな時間から!!」
「決まってるじゃん!あのバスには兄ちゃんがのってるんだ!!」
「!?なんじゃと!!」
「兄ちゃんとカナちゃんを助けにいく!!着いてきて青田坊、黒田坊!!みんな!!」

そう叫ぶと大きな声で止められた。

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ゆりかめ(プロフ) - クロりんごさん» 教えて頂き、ありがとうございます<(_ _)> (2019年3月9日 14時) (レス) id: a0be7eaf10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかめ(プロフ) - クロりんごさん» 本当ですね。すいません、訂正します (2019年3月9日 14時) (レス) id: a0be7eaf10 (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - あの、69話と70話なんですけど、良奴ではなく、奴良ですよー (2019年3月9日 12時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかめ(プロフ) - 雀さん» ありがとうございます!そう言って頂けると物凄く嬉しいです!頑張りますのでどうぞこれこらもよろしくお願いします (2019年2月18日 22時) (レス) id: a0be7eaf10 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きがすっごい気になります!更新頑張って下さい! (2019年2月17日 13時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりかめ | 作成日時:2019年2月11日 14時

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