こち未来！【ぷよぷよ】第一巻 (ページ48)

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30時間目　(人3)サイドページ48

ティグの奴、厄介な人を……。
まぁいいわ。
相手にとって、不足はなさそうね。

「レクアが相手か……勝てる自信が無いな……。」

「あら？クルーにしては珍しいじゃない。弱音を吐くなんて。」

「よ、弱音？！俺は本当の事を言ったまでで(「十分弱音です。」うぐっ。」

クルーの言葉がまだ終わっていないのに、アークが素速くツッコミを入れる。
クルーの言うことも、そうなのだけど。

なんせ相手は、「月の女神の思念体」。
現在の月の女神は、ティグとシアの親であるアミティ。
思念体と言っても、アミティと同等……いや、それ以上かもしれないわ。
アミティは仕事してないですし。←

「話し合って、どうにかなる相手じゃない。」

そうでしょうね。
この中で1番レクアについて知っているのはシア。
それに、私達だってレクアには何度もあってますわ。

「……なんか、ずっと話してるけど、いいの？ここ、通りたくないの？」

「別に、この道じゃなくても行けますわ。」

「それはどうかな？裏路地を通ったとしても、そこに誰かがいたら……？」

「ティグなりの足止めですし、可能性はあるわ。」

「確かにそうだよな。ティグの奴、結構用心深いからな。」と、クルーが話に入る。

「その割には、罠にかかったり、先生のクレランスをまともに受けてます。」
それに続き、アークが話に入る。

「お兄ちゃん、どこか抜けてるから。」と、シアがつぶやく。

「……それで。どうするの？」

「どうするって……聞かなくてもわかるでしょう？」

「……ぷよ勝負って事か。」

※ぷよ勝負じゃないです。