【ポケモン】熱いバトルは嫌いじゃないよ！2 (ページ15)

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63話~火がなければ煙は~ ページ15

取り敢えず足場が不安定で危険な屋根上から移動して、ゲンさんが現在寝泊まりしている先程の部屋に戻り

改めて自己紹介をする

貴女「えっと……改めて紹介します

今回この件が発覚し、私が解決に手を貸すきっかけを無情にも作ったこの方は

波導使いであり普段はこうてつじまで波導の修行をしている私の師匠である、ゲンさんです」

ゲン「言い方に悪意があるな」

《はへぇ〜……波導使い、聞いたことはありましたけど実在してたんですねぇ…というかAさんもその一人だったとは

いやぁ世界は広いなぁ》

貴女「そしてこちらは私の先輩博士にも当たる、同じポケモンの生態に関する研究者でしてパルデア地方の図鑑制作に一躍かっているお方でして

依然、全研会……えぇっと、全地方研究者の研究発表会でお会いし仲良くなったんです

ジニアさんと言います、パルデア地方にある大きなアカデミーのポケモン生態学の教論もなさっている方ですね」

ジニア《先輩と言ってもAさんの方が若いのにかなりの業績をなしていて全然面目無いんですがねぇ〜

どうぞ、よろしくお願いします〜》

ゲン「あぁ、よろしく」

……はぁ、良かった

ジニアさんだからと思っていたから心配はしませんでしたが、師匠は他者との付き合いをあまりしないような方ですから

ここでなにか衝突が起きないか少し気がかりだったんですよね

杞憂で良かったです

ジニア《それで……えぇっと、クリアチャームでしたよねぇ？

もし良ければ現物、お渡ししましょうかあ？》

貴女「えっ良いんですか！？私のクリアチャームとジニアさんのクリアチャーム、計二つあれば……

うん、すいません……お願いしても宜しいですか？オオスバメをこちらから出しますので足に括り付けてくだされば…」

ジニア《分かりましたぁ！

因みに、クリアチャームの件なんですがそれらしい噂は僕もある程度耳にはしてましたよぉ……

まさかここまで本格的かつ大きく事が動いてるだなんて思いもしませんでしたけど〜》

貴女「噂……？」

ゲン「それは少し引っかかるね、態々噂がたつなんて……

その噂はなんて言う内容なんだい？」

ジニア《……少し、こちらの場所を移動します

学校じゃ誰が聞いてるか分かりませんからねえ〜》