カラスが4匹 ページ5
『はぁ？』
クロ｢ですから、Aをこの学園に通って貰おうと…｣
『まさか私に面倒事を押し付けようとしているんですか』
首が取れるんじゃないかというくらいに横に振るディア
彼嘘つく事結構多いからね
クロ｢単純にAに青春を味わって欲しい
なぁと｣
『本当は？』
クロ｢制服姿のAとツーショット写真が撮りたい｣
珍しく素直だ
しかし撮るくらいなら別に学園に通う必要など無いはずだ
まだ何か隠しているな
『私はこの学園に通う必要はないと考えています。ですが…』
クロ｢ですが？｣
『妖精が作るリンゴパイを月一で買ってきたら考えなくもないですよ』
うーんと唸るディアを横目に制服を着た自分を想像してみる
仮にも男子校なのでスカートではないだろう
クロ｢いいでしょう！ただし毎日通ってくださいね！｣
『やりぃ』
妖精が作るリンゴパイはそこらに売ってるモノとは違ってそれはそれは美味しいらしい
ディアは口をぽかんと開けたまま動かないではないか
『ディア、どうしたの？生きてる？』
顔の前で手を振ってみるも反応無し、ほっぺをむにむにしてみるも肉がないのであまり気持ちよくはなかった
クロ｢貴方…笑えたんですね｣
『うん？？』
まるで自分の子が初めて｢ぱぱ｣と言った時と同じくらいの衝撃を受けているのではないだろうか
そして入学して2年経ち…
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ふぇると(プロフ) - サイコパス人間さん» ありがとうございます…！更新頑張りますね (2020年8月13日 15時) (
レス) id: 82fc3189a3 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス人間 - 面白かったです更新頑張ってください応援してます一番好きです (2020年8月13日 12時) (レス) id: a7568b633b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぇると | 作成日時：2020年8月11日 12時
