呪い[忍たま乱太郎] (ページ8)

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8.逃走2 ページ8

忍者「なんだと！！なぜだ！」

『ｼｰ
私よく蔵にいるからなんか色々抜け道知っちゃって』

忍者「抜け道…ってことは忍者がいるということか…」

『いや居ないんじゃないかな、父上忍者に関しては無知だって…

まぁそこで、お金の所とかに行ける道を知ったの』

忍者「なら話が早い、今から作戦会議だ」

ほかの忍者「はい！」

母「…」

母上は少し驚いていた

『母上？』

母「あ、A…

怖くないの？」

『はい、母のためなら

それに…父も姉も兄も全員嫌いですから

叩かれるのも蹴られるのももういやっ…

だしっ…勉強も嫌だし』

泣きそうな私を母上に見せるのが嫌で冗談を言って誤魔化した

母「…ありがとうね」

母はなにか見透かしたように私を抱きしめ

私は母に見えないよう母の懐に泣きついた

┈┈┈┈┈┈

忍者「ここか？」

『あとここに__』

長兄「何をしている」

『っ！』

ｶﾞﾁｬ

忍者は戦闘体制に入った

『何故ここにおられるのですか！？

もしかして、気づいて…いや、どこかで知ったとか』

長兄「はっ！お前が考えていることなど

この私が分からないわけが無いだろう！」

長男は火縄銃をもってこっちに向けた

『あなたは昔から頭が弱いお方だ！』

私は傘を広げて向けた

少しでも目くらましになればいいと思って

長兄「お前それをどこでっ…」

忍者「話が多いな」

忍者はいつの間にか長男の首元にくないを刺していた

『っ』

忍者「お命…ちょうだい」

ﾌﾞｼｬ

長男は驚いている暇もなく首から血が吹き出し死んでいた

『(忍者って…すごい…)』

忍者「…怖くないのか」

『へっ…？』

忍者「…よし、行くぞ」

『(すごいドキドキ…いやワクワクしてる

私___)』

その後は全く覚えてない

というより知らない

ただ、がむしゃらに逃げた

味方の忍者が火薬庫が燃やし

倉庫には何一つ残らずかっさらい

母上は幼い弟と妹を連れ

馬車に乗り忍者と一緒に遠いところへ向かった

『‥ありがとうございました』

忍者「…お前は身分が高い女として生まれたそうだが、身体能力、気配や、その度胸

忍者に向いていると思う

どうだ？目指してみないか？」

『…い、いや…だって私は母上とずっといるの』

忍者「そうか…すまない、それがいい」

その後オーマガトキ城は落城はしなかったものの、勢力は格段に落ち

母は新しい旦那を見つけた