呪い[忍たま乱太郎] (ページ20)

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6年生と夜明 (名前)の段(後編) ページ20

雑渡「…やぁ

君が夜明A…かな？」

『…』

ｻﾞｯ
6年生が私を囲み守っていた

雑渡「やだな、取って食おうとなんて思ってないよ
少ししか」

ﾌﾟﾁｯ

七松「あるんじゃないか！！！！」

『七松先輩怒らないで！』

中在家「ふへ…ふへへへへへ」

『中在家先輩笑わないで！』

潮江「お前何者だ！？」

雑渡「ただの忍者さ

A…くん？でいいのかな

君に用があってきたんだけど」

そう言いながら敵の忍者が私に近づいてきた

ｻﾞｯ

食満先輩は私を守るよう私より前に出た

『(っ！この人…どっかで見たことある…)』

雑渡「これ、手紙

君の父上から」

『!!?』

雑渡「じゃあね、それだけだから」

『っ！まって！父… 大間賀時曲時は生きているのですか！？なぜ今更こんな手紙っ』

雑渡「あぁ、生きてる

君のとこのオーマガトキ城と我々のタソガレトキ城は手を組むことにしたんだ」

『っ、もしかして姉が…』

雑渡「…さぁね、君は酷い仕打ちをし続けた姉たちの心配なんてするのかい？」

『謀反を起こした時、大爆発を起こした

亡くなったと思ってたから…』

立花「お喋りが多いな！」

ﾊﾞｺｰﾝ

立花先輩はあの忍者に向け焙烙火矢を投げ

食満先輩は私を抱きしめ距離をとった

しかし焙烙火矢の煙には人気がなく

雑渡「_____じゃあねお嬢さん」

『!?』

後ろからあの怪しい忍者の声が聞こえた

潮江「クソ！逃げやがった！」

『…暗くなってしまいましたね』

善法寺「しかたないそこで野宿するか」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『このことは学園長先生にも土井先生にも誰にも言わないでください』

私は頭を下げた

善法寺「いいけど…どうして？」

『…私には探している人がいます、きっとこのことがバレてしまえば私一人での外出は難しくなる…

そうなれば探すものも探せなくなる

お願いします…』

潮江「…いいだろう、今日はもう寝ろ」

『はい』

この手紙の中には何が書いてあるのだろう

不安で今日は夜が明けるのは難しかった