呪い[忍たま乱太郎] (ページ17)

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暗器って何？の段ページ17

*13歳｛4年生｝*

『得意武器ですか？』

立花「あぁ上級生にもなると一応そーゆー事も考えなければならない」

潮江「ちなみに滝夜叉丸と田村三木ヱ門はもう見つけたようだ」

『早いっすね、さすがあいつら…』

立花「喜八郎は考える気は無いそうだ」

『あー…私も特に考える気は…』

潮江「お前の場合はそうもいかん」

『なんでですか？』

立花「お前は学園長先生の護衛だろ、上級生に上がると今のようなお使いや突然の思いつきだけじゃなくて、もっと激しいことが頼まれるだろう」

潮江「用具倉庫に色んな武器があるからそこから考えてくれ

試しに使ってみたりしてじっくり考えるんだぞ」

『はぁい』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

土井「なんかいつも使ってる武器とかないのか？」

『えぇっと刀とか剣術がいちばん得意です』

土井「あー、たしか戸部新左ヱ門先生もお褒めになっていらしたなぁ」

『あ～っと、武器じゃないけどこの傘使ってます』

土井「Aがいつも使ってるこの傘を？」

『この傘なんか忍刀が入ってるんです』

土井「…これをどこから？？」

『大間賀時家オーマガトキ城の倉庫にあって私日傘代わりにいつも使っていて…』

土井「…これは仕込み傘といい暗器の一つだ」

『仕込み傘…私これが1番使いやすいです』

土井「しっかしこれはすごいな」

『何がすごいんですか？？』

土井「仕込み傘とは普通仕込み刀を入っているものだが、忍刀が入っている

しかも先には薬のいれる窪みもある

なんか変な傘だな、見た目は仕込み傘に使うには弱い和傘なのにこんな丈夫に出来ている…

これは相当高い値がつくだろうな」

『ｯ!!!』

土井「売るなよA」

土井先生は私をじろりと見た

『うっ売りませんよ、これないと私火傷しますしっ』

私の肌はとても弱く日差しを長時間当たると火傷してしまう肌だ

土井「暗器ならそこにある、刀はそこで__」

『暗器かぁ…』

*数十分後*

土井「どうだー？いいの見つかった_！！」

土井先生の目の前に10本の鋭い爪が現れた

『んっふー』

土井「これは猫手だな…いきなり私に向けて攻撃をするな！」

ﾎﾟｶｯ

『いってて…、これ！すごい好き！！使いやすいですし
私大きく動くことが好きなので！』

土井「なるほどな、いいかもしれん

しばらく練習してなさい」

『はい！』