呪い[忍たま乱太郎] (ページ16)

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記憶..の段ページ16

‥夜‥

山田「どうだA、忍術学園は」

『楽しいです！

今日1.2年生皆で歓迎会を開いて貰っちゃって！』

土井「楽しいなら何よりだ」

『でも』

山田「でも、なんだ？」

『学園長の護衛みたいなこと今日1回もやってないんですが』

土井「あぁ、それは大丈夫
もし何かあったら先生方の誰か2年ろ組の鉢屋三郎がお前を呼ぶから」

『鉢屋三郎先輩が？』

山田「あいつは2年ろ組の学級委員長だからな」

『へぇ…』

土井「今日はもう寝なさい」

『はい！おやすみなさい』

山田「ちゃんと風呂に入れよー」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

野村「ここが君の部屋だ、隣が1年い組綾部喜八郎、平滝夜叉丸の部屋」

『い組が隣なんですね』

野村「君はできるだけ目立たない角部屋にしたいから、致し方ない

しかも平滝夜叉丸はうるさいからいい雑音になるだろう」

『へぇー…』

野村「では」

『ありがとうございましたぁ』

野村先生が見えなくなった時

ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

綾部「あっれぇ、一年は組の夜明 Aじゃないか

なにしてるの？」

『あ、君は1年い組の綾部喜八郎くん？

私ここが部屋になったの

君は何やってるの？』

綾部「僕は穴掘ってるの～」

『？？、へぇみんな穴掘るんだなぁ』

綾部「じゃぁねぇ～」

綾部喜八郎は私に興味をなくしたようで、すぐ穴を掘りだした

『変な子…』

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

滝夜叉丸の「アホ八郎ーお前い組ともあろうやつがこんな所で穴掘るなんてしかももう夜遅いでは無いかｸﾞﾀﾞｸﾞﾀ」という声を聞きながら私は部屋へ入り

亡き母の形見、着物を握りしめながら

‥‥夢を見ていた‥‥

｛息をするのは楽しいか？｝

｛いいえ息苦しいです｝

｛また死ぬのか？｝

｛私は____｝

目が覚めたら涙を流しており、濡れた目で見る自分の顔が初めて見た顔の気がした

そこからたくさんの日にちが経った