呪い[忍たま乱太郎] (ページ12)

今日:12 hit、昨日:20 hit、合計:57,760 hit

12.お金ページ12

学園長「足りぬな」

『ええっ、でもこれしかお金が』

学園長「ふむ、入学を許可してしまったししょうがない」

『免除してくれるのですか！？』

学園長「いいや、免除ではない」

ｽﾞｺｰ

『ならなんだと言うのですか！』

学園長「わしの護衛をしないか？」

『護衛？』

学園長「わしは人気者じゃから敵から狙われやすいのじゃ！

そこで活躍した分、ワシが払ってやろう」

土井「お待ちください！学園長先生！いくらなんでも1年生が護衛だなんて！無茶です！」

学園長「なんじゃ、半助

なら土井半助！貴様を夜明Aのお世話係とする！！」

土井「ｽﾞｺｰ」

そして私は忍たま兼学園長の護衛となった

土井「ったく学園長先生たら…
胃が…いたたた」

ｻｽｻｽ

『大丈夫です？』

私は土井さんの腹をさすった

土井「あっ、ありがとう
しかし君は仮にも女の子なんだからなっ…て

あー！！」

『！元気になったのはいいんですけど少しうるさいですよー』

土井「違う！」

ｶﾞｼｯ

肩を掴まれた

土井「寝る前にちゃんと話しておかなければ…

君はこの学園にいる間は絶対女だとバレてはいけない！」

『え、なんでです？』

土井「忍者の3禁というのがあってだな

あーまー、そのうち習うか…

まぁとりあえず！絶対だぞ！！」

『わかりました！』

土井「はい、ここがとりあえず空き部屋だが、ここで寝てくれ」

『はーい』

土井「…ちなみに関係ないがここは誰も来ない場所だ
誰が騒いでいようと絶対気づかない場所だからなぁー」

『…』

そういいながら土井さんは自分の部屋に戻った

『(気を使われてしまった

泣くの絶対バレてしまっている

しかしっ…)』

『うぅっ…お母さん…』

私はお母さんの形見として持ってきたお母さんが着ていた綺麗な着物を持ってきた

所々焼け跡があるがこれが唯一残っていたものだった

『(

女を捨てよう

ここは忍術学園

忍者になるんだ

)』

復讐だ

中田五郎を殺す

絶対に

そう心に何度も呟きながら

女として伸ばしていた前髪を切り

自分は男として生きることにした