呪い[忍たま乱太郎] (ページ11)

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11.大川平次渦正とはページ11

『(もう私を殴るやつもいなくなり…

さっきまで…大好きな人ばかり居たのに…)』

利吉「君、これからどうするの？」

『…母が私に「大川平次渦正という私の恩人がいる、地下にあるお金をもって会いに行け」と』

利吉「大川平次渦正！？君は忍者になるのかい？」

『え？』

┈┈しばらくして┈┈

家が燃え尽き火がもうなかった

『地下への通路はここ』

利吉「…なぜ隠し扉がこんな小屋に…

いやいい入ろうか」

『…初めてはいる私』

ｶﾞﾀｯ

地下にはお金と1つの紙と、私が蔵から持ってきていた傘があった

紙には

【A、ごめんなさい

これを読むということはきっと私は病で亡くなってしまったのでしょう

もし中田五郎(母の再婚相手)も去ってしまったら

どうか忍者になってください

あなたはどこか素晴らしい才能を隠しているような気がしています

それを発揮出来る場所はきっと戦場でしょう

あなたを危険な道を進めてしまうことになりますが

猫のようなあなたは

私は立派な忍者になれると思います】

『っ……』

私は傘を掲げ、お金を懐に入れ、手紙を握りしめ

母を想いながら

『…中田五郎……っ…』

復讐を心に決めた

*２日後*

利吉「ここだ」

『忍術学園？』

利吉「あぁ、ここは忍者になりたい子たちが通う学校さ

さぁ入ろう」

『うん』

ｷﾞｭｯ

私は利吉さんの手を握った

┈┈
‥学園長室‥

そこには色々な大人がいた

学園長「君が久美子さんの息子か…」

『…？はい』

学園長「歳はいくつじゃ？」

『10です』

学園長「ふむ、なら1年い組に編入を許可する！！！」

山田「うんうん」

色々な大人がうんうんと頷く

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

木下「すみません！遅れました！！」

『っ！誰！！』

木下「うぉっ、なんですかこのおなごは！」

『怪しい人』

木下「怪しくない！」

土井「ちょっ、ちょっと待ってください！

おなごって！君女の子なの！？」

『は、はい』

厚木「どうして気づいた！？」

木下「どうしてって…うーん」

学園長「なんじゃと…ならくノ一に」

『ダメです！

私は中田五郎という男を殺すためその戦術を学ぶためここに来ましたっ

くノ一とは情報収集が主だと聞きます

私はやつを殺したい！忍者として…私』

山田「どうしますか？学園長先生」

学園長「…いいだろう！忍者として入学を許可する！！！」