Last Game (ページ7)

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LG7 ページ7

とりあえず自分の服をクローゼットの中に入れて、
持ってきた必要最低限のものを片付けた。

コンコン…

ドアが鳴る。

「はーい」

返事をすると潤くんが部屋に入ってきた。
紺っぽいTシャツに細身のジーパンを履き茶色っぽいベルトをしているごく普通な格好なのに。

なんかこう…一言で言うとオーラがすごい。

「夜ごはん、家と外食どっちがいい？」

「えっと…どっちでも…」

「そ？じゃあ疲れただろうし家で食おっか」

「誰が作るんですか？いつも」

「俺じゃないと大変なことになっちゃうからね(笑)」

「大変だったら外でも…

「いいよ、変な気ぃ使わないで」

「でも…

「じゃあ手伝ってもらえる？」

そう言って真っ直ぐ見つめられた瞳に引き込まれそうになった。

「あ…ぜひ手伝います！」

「じゃあキリいいとこまで片付いたら下来てね」

そう言って出て行った。

キッチンがある下まで降りる。

「あ、きたきた」

「あの、何すればいいですか！？」

「じゃあそこにあるトマト切ってくんない？」

「わかりまし…

「あと、敬語じゃなくていいよ？」

「ふふ…うん(笑)」

パスタをお鍋の中に入れる潤くん。
まつ毛が長くて綺麗な二重…唇の下にあるほくろ…。

なんか色っぽいな～…。

「なんだよ、そんな見ちゃって(笑)」

「いや…まつ毛長いなって…」

「逆さまつげめっちゃ痛いし良いことないよ(笑)」

そうやって見せた不意の笑顔がとっても可愛い。

「あと…部屋のお片づけありがとう」

「誰に聞いたの？」

「和くん」

「ふーん…」

「すっごい可愛かった！！」

「なら良かった(笑)」

そんな他愛もない話で盛り上がる。

「そういやAって彼氏とかいないの？」

不意の質問…