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熱湯を被るのも今は悪くないかもしれない。
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お昼はそうめんとおにぎり、あとおかずとして目玉焼きだったりベーコンを焼いたもの。
ご飯を作っても美味しいって言ってくれる人はもう隣にいないから、今ここでみんなに美味しいとかありがとうとか言われるのはとても照れる。
「今日の夜はトンテキにしよう」
そう決め、みんながご飯を食べている時は夕飯の下準備をしておく。
作り置きは野菜系なので、小鉢分しかない。
「バイト行かないと」
気づくと食堂には誰もいないので、食器を片付けた後急いでバイト先に向かった。
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トンテキを作り、声をかける。
今日から自主練が始まるらしく、ご飯と時間は各自自由になった。
私はそれには関係なく、食堂で自由に過ごさせて貰っている。まぁ本を読んだり、動画を見たりして過ごしている。おかずの盛り付けは終わっているし、暖かく提供できるように、保温付きの所へ入れている。
「、、、、?どうしたの月島くん」
月島「別に」
「へー。リクエストでもしたいの?」
月島「大丈夫なの」
「なにがー?」
月島「僕が無理やりみたいに連れてきたから、、、、」
「気にしなくてもいいのに。ありがとね。」
月島くんは少し顔を歪め、嫌そうな顔をした。
そんなに私は顔歪んでいる??
それなら嫌だな。
食器も洗って、朝ごはんの仕込みをする。
そして、私はお風呂に入る。10時すぎてる。
「夜は涼しいのにどうして昼間は暑いの」
久しぶりに湯船につかりゆっくりしたが、のぼせてしまった。
湯冷めしない程度に外を歩く。
少しフラフラしながら壁をつたって歩く。
「えーっと、」
黒尾「黒尾鉄朗です。お嬢さん。こんな時間にどうしたの」
「あー、そうそう黒尾さん。いや、のぼせてしまったので外を歩こうかと、、、、」
黒尾「そうなのね、なら俺に少し付き合ってはくれませんか?」
「別にいいですけど、、、、」
あ、やばい。グワグワしてきた。
足の力が抜けてしゃがみこむ。
黒尾「おっと、、、、。ちょっと嫌かもしれねぇけど、捕まってて」
黒尾さんは私を姫抱きにし、中へ入ろうとした。
浮遊感が気持ち悪いのと、動くから揺れるため、戻しそうになる。
「、、、、。うぅ」
黒尾「ちゃんとご飯食べてる?顔色悪いし」
「毎食おにぎり1個は食べてる」
黒尾「死ぬぞ!?」
とか話しながら、校舎へ入った。
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月花(プロフ) - 10話に家に痛くないって書かれてるんですけど、居たくないじゃないですかね?💦 (2021年10月13日 5時) (レス) @page11 id: 9a5d2125ff (このIDを非表示/違反報告)
しらすどん - 更新停止、、、、、悲しい(´・ω・`) (2021年9月23日 12時) (レス) @page45 id: d0d136fad8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃる - 久しぶりの更新!!ありがとうございます(*´∇`*) (2021年2月28日 0時) (レス) id: 5fb2e1dfb9 (このIDを非表示/違反報告)
しあ - 大丈夫ですか? (2021年1月16日 0時) (レス) id: acd24f905b (このIDを非表示/違反報告)
黒白の猫 - お母さん………かなり終わってますね………(後々いいキャラになるのであればごめんなさい!)楽しみにしてます! (2021年1月7日 19時) (レス) id: 31931ea102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まきを | 作成日時:2020年3月16日 0時