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貴方side
一段落ついたところで、私達は止まっていた箸を動かす。
しょうようの作るご飯はとても暖かくて美味しいな
何事もないように食べ進めていたが、一つ気になった事がある。
貴「ね、ねぇ?しょうよう、」
松「なんですか?」
貴「ねぇ、なんで包帯を巻いたのが私だってわかったの?」
そう。この事。
松「?…私は自分でやってないですし、銀時は薬草なんて分からないですし…」
貴「そうなんだけど、どうして私が薬草を扱えるって知ってたの?」
べつに消去法だと言われれば誰でも納得はするけどしょうようは『これは、消毒液ではなくて、薬草ですよね?』と、私が薬草を扱える事を前提に話してきた。
私が山で何日間過ごしてたから、べつに知っててもおかしくないんだけど…
だからと言って、薬草を扱えるとは限らない。
松「あぁ、そう言う事でしたか。簡単ですよ。」
納得したという顔でそう言う
松「この薬の匂い。貴方と出会ったときに貴方の手から微かにこの匂いがしましたし、それに、
・
Aは私達に会う数分前にウサギを手当てしてましたね?」
え、、、
なんでそんなことまで知ってるんだよ!?
貴「え!?なんで知ってるの?」
そう言うとぎんときが唐突に
銀「あぁぁぁあああ!?!そう言うことかよ!?だからあのときウサギと戯れてウサギにお礼言ってたんだ!」
松「そう言う事ですよ」
いや。待って全く理解出来てない……
私が頭の上にはてなマークを浮かべていると
松「会ったんですよ。Aに会う前に私と同じ方法で傷を治療されているウサギにね」
ウサギを見たのか…でも、
貴「近くの村人が治療したのかもよ?」
松「そうかも知れませんが、私がこの薬の匂いを辿って貴方を見つけ、追っかけているときに石で潰されていた木の実や薬草を見かけたんですよ。」
うわぁ、、、
どれだけ観察力がすごいんだか、
それと、私匂いで気付かれたのか…なんか嫌だな。
松「あと、貴方の服が不自然に破られていたのでね」
…笑顔ですらすらと…
わかった。降参しますね。
貴「そう言うことか…ははっ。」
もうなんか苦笑いしか出来ないや
そうこうしているうちにご飯を食べ終わる
松「納得でしましたか?」
貴「うん」
納得しかできませんよ
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こめこっぱんまん(プロフ) - ミリアさん» コメントを読むと、とても力を貰えます。頑張ろうと思えます。……また機会があれば、この小説ふと思い出して頂ければ幸いです。って我が儘ですね…。 2年間も返信待たせてしまい申し訳ございませんでした。コメント有難うございました。 (2020年3月13日 22時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
こめこっぱんまん(プロフ) - ミリアさん» 2年経ってしまいましたが、コメント有難うございます。大好きな作品と言ってもらえて嬉しい限りです。それとリクエストも有難うございます。もう、読んで頂けないかもしれませんが、これからも頑張りたいと思います。 (2020年3月13日 22時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
こめこっぱんまん(プロフ) - ミリアさん» ミリアさん、ほんとうに申し訳ないです。コメントくれていたのに、、お礼を書いていたハズなのに実行できていなくて、返信が2年も経ってしまって……本当に本当にすみませんでした。今更なんだと言われてしまっても仕方ないです。けど、謝らなければいけないことです (2020年3月13日 21時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
こめこっぱんまん(プロフ) - JYUGOさん» コメントありがとうございます。 一番ですか嬉しい限りです(*´ω`*) 急がなくても大丈夫なのでゆっくり暇なときに読み進めてもらえると嬉しいです。 これからも頑張っていきますね! (2018年8月1日 20時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
JYUGO(プロフ) - とってもよかったです。まだ読みきれていませんが、銀魂の作品だなって今まで読んできたなかで一番思いました。これからも頑張ってください。 (2018年8月1日 20時) (レス) id: 5f1181f3f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こめこっぱんまん x他1人 | 作成日時:2017年6月21日 17時