白銀九尾物語 【銀魂】

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貴方side



ぎんときに早く出てきてみたいなこと、言われたので出ることにする。



貴｢…ふぅ〜｣



いいお湯だった




お風呂場を出て脱衣場へ。








･








あれ？









･









そう言えば、服とかって…どこだろう



なんも考えてなかった。と言うか忘れてた…。



…タオルも見つけられない…




どうしよう。









あ、確か、外にぎんときが居るんだよな…。



ぎんときに聞けばわかるかな。



そう思い、その格好のまま



脱衣場の扉を開けて壁にもたれていた



ぎんときに話しかけてみる






……初めて、ちゃんと話すな…




貴｢…ね、ねぇ…｣



無視されないだろうか…




銀｢あ、出たの、、、ブゥッーーー！！｣




あ、無視はされなかったけど、ぎんときはこっちを見た瞬間顔を赤くして吹き出した……。





え？







銀｢ちょ、ま、お前タオルくらい巻けって！｣




と言いながら脱衣場の扉を閉める




閉めるとき、チラチラこっち見てたけど…




と、言うか閉められたんだけど？









そんなに、醜かったのかな……









まぁ、とりあえずは置いておいて、




タオルと、着るものがないとどうにも出来ないから





貴｢……ぁ、ねぇ…？｣




もう1回扉越しに声をかけてみる



ｰｰｰド、ドタッ！！バタッ！



扉の外で何かが倒れる音がした…大丈夫だろうか…？






銀｢…………な、な、なんだよｯ｣




返事してくれた。なんかすごい、焦ってるっぽいけど





貴｢あ、あのさ、タオルとかってどこに…ある？｣




銀｢はぁ…！？タオル…？｣



出してなかったっけ…とか呟いてる…



銀｢え、っと、タオルは、風呂場出てすぐ正面にある棚の中に入ってる…｣




回れ右をして、後ろを見る。


自分の斜め右に少し大きめの棚があった。これか。



さっきの会話がぎんときとの初の会話か…



まぁ、これも置いておいて、



えっと、棚の中…はいいんだけど、どの引き出しかな




…適当に引き出してみる






お、ビンゴ。タオル見つかった。



見つけたタオルで体を拭く








･







あ、服ないじゃん









･






私は再び脱衣場の扉を開けてぎんときにたずねる



今度はちゃんとタオルを巻いて




貴｢ぇっと、服って…？｣




そう言うとぎんときはこちらを向いて



また、少し顔を赤くしながら




銀｢……松陽おおぉぉぉぉおおお！｣





叫びながら走っていった

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