白銀九尾物語 【銀魂】

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貴方side



そんなどーでもいい事を思いながら


することもないので


もう一眠りしようとしたら、



貴｢！！…？｣



近くで白衣の奴らの匂いがした


でも匂いが薄くて小さい…


血の匂いもする…



その匂いはそれ以上近づいてくることはなかったから



ほっておくことにした。





だけど、少し気になったので



匂いがる方に行くと


そこには＿＿＿＿＿＿＿







･









刀で切られたような傷があるウサギがいた



血が出てる…。まだ息はあるみたい



状況はなんとなくわかった。




とりあえず私はウサギを治療した。



近くの川で傷口を洗い流して

薬草を潰して塗って

固定するものが無かったので

洗った葉を布がわりにして

ボロボロの服破ってを巻いて固定しておいた。


傷口洗ったとき､めちゃめちゃ暴れられて
抑えるのが大変だったし、噛まれたし…



今の季節はきっと睦月。
こんな時期に薬草はほとんど無いが
私が使った薬草は大体年中あるから大丈夫だ。



まぁ、
治療し終わると

ウサギは眠ってしまった。





なにもすることが無くなったので


中断された二度寝を再開した。






･





私が目を覚ますとウサギは隣に居なくて
日もだいぶ傾いていて……どんなけ寝てたんだよ…



ウサギの代わりに木の実が置いてあった。


ウサギが持ってきてくれたのかなー


なんて馬鹿げたこと考えていた。





･







こんなことしてたから、


近くに居る人間の気配にすぐ気づけなかった。


どんなけ、間抜けなんだよ私は…






･





気配に気付いて自分の気配を消して逃げ出した時には遅かった








･









･







｢そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ｣

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