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「Aが好きなのは、昔の俺だ。
――…今の俺はもう、あの時の俺と違う。」
赤い瞳で、鋭い視線を送られた。
少し恐怖すら感じた。
『な、何言ってるの、今も昔も、左馬刻君は左馬刻君だよッ』
「んなぬるい事言ってらんねェんだよ、
……あん時も、俺にとっちゃ馬鹿にされてるよーにしか思えなかった。」
告白さえも届いていなかった。
何言ってるの。
そこには、数か月前までの左馬刻君はいなくて。
ただ私に冷たい視線を送り、睨みつけられる。
彼の言う通り、昔の彼からは今の彼は予想できないだろう
馬鹿に何かしてない。
そう言う前に、左馬刻君が口を開いた。
何も言えない無力な自分に劣等感が圧しかかる様だ
「俺はハマのヤクザ仕切ってんだよ。何時、どんな時に喧嘩吹っかけられるか分かンねェ」
・
「俺は妹守らなきゃなんねぇし、お前まで絶対に守るって言う保証はできねぇんだよ。」
昔、彼の家の前を通った時、学校では決して見せない笑顔を妹に向けていた、という記憶がある。
彼にとって妹が大事な存在であることは昔から知ってた。
手に力を込める彼。私が話を遮ることは出来なかった。
死にたくねぇだろ？何て彼は笑う。
ヤクザといて幸せなんかねぇよ、何て言いながら笑みを零して。
何で、
何で笑ってそんな事言えるの。
何で辛くないの。
「たまたまお前が此処に住んでるって聞いて懐かしーと思って会いに来ただけだった。
―――…嫁になれって冗談言って、また昔の感情を蘇えらせちまったのは俺が悪かった。」
・
・
「これっきりだ。この先、俺と居ても幸福なんかない。」
何言ってるの
何で勝手に決めるの
私が幸福と思う事なんて、貴方には分からない。
「じゃーな、A」
今日はサヨナラ言いに来たんだ、何て言えば立ち上がりドアへ向かう。
じゃーな、何て少し微笑んで言ったっきり、もう振り返ってはくれなかった。
・
待って。
・
待って
勝手に終わらせないで。
ずっと、想い続けてきた私の恋を勝手に解決させないで
ねぇ、
�爐い�ないで”
・
・
『待ってッ!!!!』
もう、一人にしないで。
・
気付いた時には、彼の腕を掴んでいた
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千秋(プロフ) - ゆきたにさん» えええ、ありがとうございます…！！！(涙)楽園だなんて……ゆきたにさんの推しさんもっと格好良く書けるように努力しますのでこれからも宜しくお願いします…！ (2019年5月23日 6時) (
レス) id: bd08af8d27 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきたに - えっすごい好きです …………… 普段夢小説とかあんまり読まないんですけどこれは推し … 推しが居た … ここが楽園 … 次の更新楽しみにしてますね ………… (2019年5月22日 20時) (レス) id: f934e0e476 (このIDを非表示/違反報告)
彩琶(プロフ) - さまとさん» あ、あ、あ、ありがとうございます！！！そう言って頂けて嬉しい限りですー！！泣 期待にお応えできるよう精一杯努めるのでよろしくお願いします〜！(^O^) (2019年2月28日 19時) (レス) id: bd08af8d27 (このIDを非表示/違反報告)
さまと - こ、こ、こ、此処に神がおられましたか！！！本当に最高です左馬刻様格好良い…泣 これからも更新楽しみにしてます！！頑張ってください！！ (2019年2月27日 0時) (レス) id: c3b5345932 (このIDを非表示/違反報告)
彩琶(プロフ) - どぽぽ２さん» ありがとうございます！！！そういっていただけで嬉しい限りです泣きます((( 亀更新にならないよう精一杯努めますのでよろしくです！！ (2019年2月26日 22時) (レス) id: bd08af8d27 (このIDを非表示/違反報告)
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