１２８羽 ページ43
試合が流れていく。
また速攻に挑戦したが今度は失敗した。やはり一発目のあの集中力が以上に高かったのだろう。
そんな中で、影山がレシーブを拾った。
つまりトスは出来ない。
その影山が拾ったボールをじっと見つめていたのが――西谷だった。
ラインをしっかり見て、しっかり踏み切って
トスを上げた。
そのまま東峰へ渡り、それを東峰が強烈なバックアタックを決めた。
――が、惜しくもアウト。
しかし形が噛み合ったのは誰が見ても認める事実だった。
「(いける、この流れ――出来る！)」
チャンスボールがおりてきて西谷が拾う
「今！」
「今！」
澤村とAの言葉が被った。
多方向からスパイカーが一斉に走る、ファーストテンポのシンクロ攻撃。
ブロックの的をしぼらること無く、影山がトスを上げたのは田中だった。
スパイクがバシッと決まった。
・
・
その後点を取って、取られてを繰り返し梟谷のタイムアウト。
点差は１８対１８の同点だった。
・
「おーし！俺のサーブでつきはなーす！」
１８対１９で１点差で負けているとき、木兎がそう言った。
……ただ、どうも様子は穏やかではない。
というのも
「うおぉぉぉ！？」
この７番の後頭部すれすれのサーブミスが全てを物語っているだろう。
「ちっくしょー！すまぁぁん！！」
「(……好都合っちゃ、好都合。)」
・
田中のサーブから始まり、木兎がレシーブする。
「俺によこせっ！一本できってやる！！」
「木兎さん！」
赤葦が木兎にトスを出す。
木兎がスパイクを打つ……が、３枚ブロックにはじかれる。
「もう一回だ！赤葦ィ！！」
「……お願いします！」
木兎にトスがあがって、それを打った。
――しかしスパイクは誰の腕に当たることも無く、ネットにあたってコートに落ちた。
「っしゃあ！！」
烏野、ここにきて２０対１９点と逆転を果たした。
・
「影山、またあの速攻使っていけばいいよ。なんかエースさん不調らしいから。」
「あぁ、俺もそのつもりだった」
「ならよかった」
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希(プロフ) - 130羽の三大が三台になってます。たぶん三大だと思います。 (2017年7月18日 21時) (
レス) id: b9f12d00ff (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - ページ29の"低空飛行"が"低空引こう"になってますよ！ (2016年12月26日 17時) (レス) id: 476a1e2e74 (このIDを非表示/違反報告)
花宮幸ヤ(プロフ) - ミッキーさん» 長い間レスできずに申し訳ないです…。そちらの方を長い間更新止めててすいませんでした(；-；)これからコツコツがんばりますので、これからも見ていただけたら幸いです(´×ω×`) (2016年8月3日 13時) (レス) id: 16a4b4f29a (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テニスの王子様の更新をしてください！楽しみにしてます。 (2016年7月24日 19時) (レス) id: f565134c71 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - 汐李さん» ノンノンノン！← 赤葦、木兎さん、リエーフ、夜久さんが好きなのでそれぞれ字を取りました（*´ω｀） (2016年3月22日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔 x他2人 | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2016年2月27日 3時
