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それから、黒尾さんの
あったのも何かの縁っていう一言で
2人で話そうとなり、
校庭に出て近くのベンチに腰をかけた。
「Aちゃんってさ、
なんでこの時期にマネやりはじめたわけ?」
『少し前に転校してきたんです。
それでたまたまバレー部の方の隣の席で、
元々前の学校でもバレー部のマネしてたので』
ジュースの缶を開けながら
前を見たままわたしは答える。
「なるほどな。
相当なバレー好きだな」
『…そうなんですかね。
そうかもしれないです』
そう返事をしながら笑って、
全てから逃げ出そうとしたのに
バレーからは離れられなかったわたしは
黒尾さんのいう通り
相当バレーが好きなんだと思う。
「ずっと思ってたこと聞いていいか?」
『はい』
「──この傷、どうした?」
そう言われたと同時に、
黒尾さんの手がわたしの頬をなぞった。
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咲夜 - 黒尾さんが好きになるのはとても意外な感じでした!とっても面白いです(*^^*)更新頑張ってください(*- -)(*_ _)ペコリ (2020年5月10日 14時) (レス) id: d570b5d827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mai | 作成日時:2020年5月9日 22時