153.5 壊落 ページ8
櫻井side
「Aちゃん、キスが上手だね。誰に仕込まれたの?」
皮肉だ、嫉妬だけを込めた。
俺の下で横たわる彼女の顔を優しく撫でた。
『...いっていいんですか?』
ああ、この子。俺のことめちゃくちゃ煽るじゃん。
上目遣いで見つめてくる目が宝石のように綺麗だ。
もし俺に倫理感がなかったらえぐり出してたかも。
「無理だと思うよ、記憶飛んじゃうくらい気持ちよくしてあげるから。」
そう言うと目の中の瞳孔がキュッと小さくなった。
あぁ、かわいいね。
堕ちてほしい、とここの住人の皆が思っている。でも彼女の心はここにはない。だからどんな手を使ってでも彼女を振り向かせたいんだろう。
泣かせたり、鳴かせたり。
A自身は、この行為もただの”娯楽”で悪いこと何て思ってないんだろう。でもここの大人は自分に都合が良いから何もいわない。最低だな。
「大丈夫?俺のことしか考えられなくなった?」
内側から壊していくように虐める。
するとだんだんと、彼女の白い肌が薄紅色に変わった。その原因が自分にあると考えると酷く興奮する。
『おかしくなっちゃう、もうむり...』
「はやく壊れちゃいな。一生大事にしてあげる。」
154 非課金?いえ、廃課金TV、every day〜→←153 味見
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怪盗アイ(プロフ) - ハルさん» 本当に嬉しいです(;;)ありがとうございます!更新頻度はかなり低いですが気長に待ってくださればと思います! (2022年3月21日 12時) (レス) id: aedc1f8497 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こんにちは!初めてコメントします!!怪盗アイさんの作品どれも大好きです!これからもこの小説応援しています!!更新楽しみにしています! (2022年3月16日 21時) (レス) id: 7e07349c9e (このIDを非表示/違反報告)
怪盗アイ(プロフ) - アオイさん» アオイさん、コメントありがとうございます。現在最新話の執筆に向けて前のお話の修正から進めております。またプライベートの兼ね合いがある故もう少し更新にお時間がかかってしまうかもしれません。しばしお待ちいただければありがたいです。 (2022年1月4日 12時) (レス) id: aedc1f8497 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 早く続き読みたいです!アイさんの小説ホント好きです〜! (2022年1月4日 10時) (レス) id: b03123f166 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 早く続き読みたいです!!アイさんのペースで頑張ってください!(いつも仕事の励みになってます!) (2021年12月28日 12時) (レス) @page8 id: dc664a3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怪盗アイ | 作成日時:2020年12月6日 2時