検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:19,705 hit

ANOTHER21 ページ21

「分かった。ミィがそう言い出したら聞かないのは昔からだしね?明や英里には?」


呆れながら笑ってるんだろうな


『言ってない。英里はあの子のこと大切に思ってるもの…あたしなんかよりもね?』


自嘲的にそう言うと困った様な声を出す凌ちゃん


「ミィ、今から会えない?」


凌ちゃんの問いかけに少し考えると承諾した


「実は今さ?正門前にいるんだよ」


強かなのは昔から変わらないみたいだ


『はぁ…分かった。英里さんにバレる前に行くわ』


そうとだけ言うと電話を切る


今のは相沢 凌駕


あたしの数少ない信頼している人物


彼は、すごく優しくていつも1番にあたしのことを考えてくれる人


昔、ヤンチャしてて暴走族に入ってたらしい


明や他の2人もそうだったらしい


その2人はおいおいね?


それにしても、マズかったな


凌ちゃんの前で自嘲的になるなんて


きっと心配かけた


それに英里さんのことだし


まぁ、あの人は仕方ない


あたしより美雨羅くんが大切なのは…


“昔”からだもの


ー…やぁAさんいらっしゃい!


あっ!光那さんも来てたんですね?


…ー


頭の中に映る残像を胸の奥にしまい込む








.

ANOTHER22→←ANOTHER20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:クールな彼 , ANOTHER , 久遠寺光那 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:緋泣 | 作成日時:2015年2月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。