Running

21. ページ23

翔也side








祥｢ねえ、景瑚くんの事どう思ってる？｣

汐｢いや、奨くんがあーやって言ってるなら大丈夫なんじゃないの？分からんけど。｣












今日はメンバー全員offで、久々に祥生と汐恩と一緒にご飯に来てた。

最初は他愛のない話をしてたけど、ふと、祥生が景瑚くんの事を口にしてた。













翔｢でも、奨くん普通ならお見舞い行ってもいい？って聞いたらいいよって言ってくれそうじゃない？｣

祥｢それが気がかりなんだよね。頑なに拒んでたからなんか裏がありそうな感じがしてさ。碧海とも昨日電話して同じ話をしてたよ。｣













汐恩は、そうか？的な感じであまり話を聞いてなかったが俺はどうも昨日から疑問に思うことばかりだったから、祥生と碧海が同じ気持ちだったからなんか安心した。











翔｢多分、事実知ってそうなのは奨くん蓮くん純喜くん瑠姫くんの景瑚くんより年上の兄組だよね。｣

祥｢でも誰に聞く？奨くん蓮くんはなんか話してくれそうになさそうだけど、1番ポロッと言いそうなのは純喜くんじゃない？なんとなくだけど。｣

汐｢でも、だとしたらなんで本当のこと言ってくれないんだろう。なんか寂しいよね。｣














さっきまであまり話に入って来なかった汐恩も加わり3人で本気で会議をしてた。













なんで、メンバーなのに隠し事するの？










そんな感情が俺の中を支配してた。

22.→←20.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す