ヤンキー男子は虐待されてる【男主】【ヒプマイ】

20話 ページ21

『はぁっ、はぁ、左馬刻っ、？』
左馬刻「おう、俺様だ、？！翔太どーしたんだ！」
空却「ん？左馬刻A居たか？なんで泣いてんだよAw…翔太なんで血出してんだ、」
『っ、しょっ、た、もう、冷たくなってきてっ、』
左馬刻「！！…一郎！先生呼んでこい！」
一郎「あ、あぁ？なんで、…わーった、呼んでくる」
空却「大丈夫だぞ、A、翔太はこんなんでくたばらねーよ」
左馬刻「深呼吸しろ、」
そうして2人は俺の背中を撫でた

寂雷「どーしたんだいA君、…翔太君に何かあったんだね、今すぐ病院へ行こう！」
『で、でもっ、俺、病院出禁になってっ、』
一郎「んなもん今は関係ねぇ！その医者たちが入ってくんなつったら俺らがとっちめてやる！」
左馬刻「そーだA、今は出禁も何も関係ねぇ、緊急事態なんだからよ」
『っ、おっ、ん、』
寂雷「さぁ、行きましょう」
俺は左馬刻の車に乗せられ病院へ行った病院で神宮寺さんが翔太の治療をしてくれた

『……』
空却「絶てぇ治るからな！だから元気出せよA！」
乱数「そーだよ！翔太君きっと、元気に飛び出してくるよ？」
簓「せやで！翔太くんはまだ若いんや！今亡くなるわけあらへん！」
『…おう、』
左馬刻「A、翔太がもし亡くなっちまっても泣くんじゃねーぞ」
一郎「左馬刻てめぇ、言っていいことと悪いことがあんだろーが！」
左馬刻「あぁ？最後まで話聞けや、Aが今どんだけ辛いかは俺にゃ分かる」
『……』
左馬刻「だからこそ、翔太が亡くなっても泣くんじゃねぇ…お前自身が潰れるぞ、そして翔太も安心して成仏なんぞ出来ねぇ」
『そんなことわーってる、…』
左馬刻「分かってんなら顔上げろ、お前は1人じゃねぇ」
『……どーゆうこっ、』
俺の前には左馬刻を始め、一郎、空却、乱数、簓が立っていた

空却「人類は皆兄弟、こーゆう言葉があるんだ、拙僧らはお前の兄ちゃんなんだぜ？だから、お前は1人じゃねぇし、拙僧らがいつでもついてんだ！」
簓「おぉ！Aが弟かぁ、そりゃ俺仕事頑張ってまうは！」
乱数「こーんな可愛い弟が居るのかぁ、僕自慢しちゃうよ！」
一郎「俺は兄ちゃんだが、二郎と三郎の兄ちゃんはお前だぜ？A！」
左馬刻「いつでも俺様が面倒見てやる、俺様に甘えてこい」
『っ、…んっ、兄ちゃん、あんがとよっ、』
俺は涙を流すのを耐えて笑顔で言ってやった
そうすると5人は俺を囲むようにハグをしてきた、その時治療室のドアが開いた
『先生、翔太は、？』

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