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両親は死んだ顔or泣きそうな顔になりながら私を鍛えてくれました､まる｡
てかこの世界魔法があったのね､楽しくてはしゃいじゃったよね｡
それで講師に泣かれたよね､なんで？？？
「シュヴァルト様…あんなに目を輝かせたことがなかったのに…！」
「…」
つまり死んだ魚のような目だったってことか､おん？
口癖のように兄のように､兄のように､なんて言われてたら嫌にもなるわ｡
「兄上のようにならなければいけないので」
「」
うっそだろお前､講師にも効くのかよ｡
自覚はあったんだぁ…いや止めてやれよ7歳だぞこの子は｡
「…めんこいなぁ…」
そして午後の勉強は無くなった｡
泣きながら止めてくれって言われたら､そりゃあ､ね？
泣くくらいなら最初っからやんなって話だけども｡
そして､私は今家の敷地内にある飼育スペースで動物達と戯れている｡
いやーだって考えてみ？
ふわっふわのひよこ､もふもふの兎…
癒されない訳がなかろう？？？？
「んふふ､ほんとに懐っこいなぁ」
ぴよぴよと足元でわちゃわちゃしてるひよこ達を､兎が少し遠くからみ「ブー」え､鳴くんかお前｡
ひよこ達を掻き分けて､兎に手招きするとぴょんぴょん跳んでこちらに来る｡
あぁ〜…心がぴょんぴょんするんじゃぁ…
君ら警戒しんどこに置いてきちゃったの？
「…あの､」
「？」
声を掛けられて､後ろを振り返る｡
そこには､日本人らしい黒髪黒目の､The日本男児がいた｡
口元の傷はどうしたのかな？
「すまん､どうかしたか？」
「いえ､その…動物､好きなんですか？」
日本男児が隣にしゃがむと､ひよこ達の半分くらいが彼の足元に群がる｡
ほぁ…めんこい…
「勿論､人はそこまでだがな｡この子達は好きだ｡それに､動物好きに悪い奴はいないからな､今君も好きな部類の人間に入った」
目の保養って意味でな｡
「えっ…じゃあ､嫌いな部類っ､て？」
「今の所､両親や家の者全員だな｡私は兄上の予備としか考えていないだろうし」
これ聞くのか君､勇者やん｡
って､顔青くすんなら聞くなよ…
「…ごめん､なさい…」
「謝る必要は無い｡私の気持ちも､家の者の考えも全て事実だからな」
そう言いながら日本男児の頭を撫でる｡
えっふわふわじゃん､えっ推す､めんこい｡
あまりの触り心地の良さに無言で撫でていると､日本男児が目を細めて頭を擦り寄せて来る｡
だからｯｯｯ警戒心どこ行ったのｯｯｯｯｯｯ
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東の番長第2号(プロフ) - コメント有難うございます！主人公､かっこいい…？？？頑張っていきたいと思います！！！！ (2020年8月8日 14時) (
レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
らっぴょこさん(プロフ) - 面白いです！主人公がカッコいい､､、！これからも頑張って下さい！応援してます！ (2020年8月8日 13時) (レス) id: c590781f3e (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメント有難うございます！はっ…(゜д゜)そうだったんですね…！30代=アラサーだと思ってました…アドバイスありがとうございます！修正しておきます…！ (2020年8月8日 6時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
あららぎ(プロフ) - めっちゃ面白いっすね！時間忘れて読んでしまう……あの、一つ気になったんですが、アラサーは30前なので、36歳はアラフォーかな…と。突然すんません！去ります!! (2020年8月8日 0時) (レス) id: b974365cb5 (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメントありがとうございます！100文字以内だからいいんですよ(ﾆｯｺﾘ) (2020年8月6日 20時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東の番長第2号 | 作成日時：2020年7月21日 15時
