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はぁ…朝から散々だった…
頑張って泣いた結果､氷の方の溶けた欠片が出てきたから､多分壊した時に入ったんだろう｡
うっわ氷で良かったぁ…
無事に痛みが引いて授業にも遅れずに出ることが出来た｡
が､今日は最後の授業に魔法実技があることを思い出して白目になった｡
軽い会話をするぐらいの関係のクラスメイトは､あまり優秀な人と組まされたくないらしい｡
まぁ､国から選ばれたんだから力を見せつけたいよね､とか考えながら考えていた｡
「これより､魔法実技の訓練を始める｡決して､人に向けて放つ事の無いように｡先日呼ばれた者は着いてきなさい」
はいはい､着いて行きますよ｡
物理の実技の教官とは違う女性教官の腰には､30cm程の杖があった｡
魔法専門の人か｡
「貴女は今回､スヴィニヤー君と組んでもらいます｡彼は物理も魔法も優秀だから､貴女と釣り合うと思うわ｣
(グラディウス家の…えっやっば男だったらバリバリ好みなんだけどこの子)
面食いかな？？？贔屓はやめろよ？？？？？？？
「あ､どうも」
「それじゃあ､各自始めなさい！」
そこに居たのは､フューラーさんの隣にいた赤いマフラーを巻いた少年､トントンくん？だったかな？
赤が見える黒髪に､鮮やかな赤い瞳｡
はっ…ひとらんと同じ枠や…←
「どうも､トントンです…って､知ってましたね」
「そう､だな｡改めて､エペ･ゼルドナ･グラディウスだ｡宜しく頼む」
「こちらこそ｡いや､ほんまにあん時はグルさんがすんません」
「…？何の話だ？」
えっ､とトントンくんが驚く｡
あの時って､私がおこだよ←とか言った時？
別にもう気にしてないけどなぁ？
「…ここだけの話､君めっちゃ殺気出てたで？」
「…それは､此方こそすまなかった｡多分無意識だ」
ゾムくんが言ってたのはあの事だったのね｡
ごめんね､おばちゃん理解できてなかったわ…
「そうか､まだまだ修行が足りないな…」
「…まぁ､訓練始めましょか」
今回は､対人ではなく的に向かって撃つ､というもの｡
射的とかの感覚かな？
「取り敢えず､使う魔法は何でもいいらしいんで｡どちらからやります？」
「私からでもいいだろうか｡それと､私如きに敬語はいらないよ」
「…まぁ､アンタがいいなら」
やたー
よし､じゃあ…氷にしようかな｡
あまり結晶と無は使うなって言われてるし｡
よーし､いっちょやりますか｡
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東の番長第2号(プロフ) - コメント有難うございます！主人公､かっこいい…？？？頑張っていきたいと思います！！！！ (2020年8月8日 14時) (
レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
らっぴょこさん(プロフ) - 面白いです！主人公がカッコいい､､、！これからも頑張って下さい！応援してます！ (2020年8月8日 13時) (レス) id: c590781f3e (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメント有難うございます！はっ…(゜д゜)そうだったんですね…！30代=アラサーだと思ってました…アドバイスありがとうございます！修正しておきます…！ (2020年8月8日 6時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
あららぎ(プロフ) - めっちゃ面白いっすね！時間忘れて読んでしまう……あの、一つ気になったんですが、アラサーは30前なので、36歳はアラフォーかな…と。突然すんません！去ります!! (2020年8月8日 0時) (レス) id: b974365cb5 (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメントありがとうございます！100文字以内だからいいんですよ(ﾆｯｺﾘ) (2020年8月6日 20時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東の番長第2号 | 作成日時：2020年7月21日 15時
