ご挨拶 ページ8
「ほぉ…君が､シュライヤ家の」
「お初にお目にかかります､フューラー総統閣下」
目の前で､手を組み口元を隠して､威圧感満載で私を見ているのが､この国の長､グルッペン･フューラー総統閣下だ｡
その横に控えているのが､書記長のトントン様｡
いやほんとに…背が大きいから威圧感やべぇんすよ彼私死んじゃう(白目)
あ､婚約者の皆様にはまた後日ということになりました｡
「先日より城仕えとなりました､カイリ=セル･シュライヤと申します」
「君は､我々の婚約者の護衛や召使いとして働いてもらう｡くれぐれも､しくじることの無いように」
「了承致しました」
ひええ…めっちゃ怖いよこの人ぉ…
お隣の書記長様も怖ぇしよお…
てかそんな睨まれるようなこと私してなくね…？？
「私から､他の幹部には伝えておく｡もう下がっていいぞ」
「はい､失礼致します」
「オスマンは残れ､話がある」
「はーいめぅ」
それじゃお疲れ様ー､と背中をぽんと押され､よろめくことが無いように頭を下げてから退室する｡
…………っべーーーー！！！！
まっ……めためたに怖いんじゃんあの人ら！！！
やっぱりオスマン様とロボロ様が少しアレなのかなぁ…
おかしいんじゃなくてね？？？
お優しすぎるんじゃないかって話しね？？？？？
「…はぁぁ…」
「何やため息ついて」
「ｫﾜｧ」
兄と集合場所にと指定された場所まで歩いていると､目の前に逆さの人物が現れた｡
思わず出そうになった拳を胸の前で押えて､しゃがみ込む｡
足も出そうになったんでね…
「なんや､やっても良かったんやで？」
「…ご冗談を､ゾム様」
幹部様の名前と容姿一致させといて良かったーーー！！！！
ワンチャン処罰だからな！？？
数日でクビとか笑えねぇからな！？！？？！
「ふひひ､流石あの人の娘さんやなぁ」
「…恐縮です」
「この後ノヴァとどっか行くんやろ？」
なんで知ってんの？？？
幹部様の情報どうなってんだよ筒抜けか…？？？
プライバシーとは？？？
「はい､部下の方々と会わせたいと言われました」
「ほーん…なぁなぁ､婚約者サンと会ったん？」
聞いてきたくせに返事適当だなこの人は｡
目の前の彼には､驚くこと()に婚約者様がいらっしゃる｡
こんな(内ゲバだとか食害とか)だけどちゃんとしたお家の出身で､本人は嫌々だったらしいけど｡
仲は悪くない､らしいけどね｡
「いえ､後日に変更されました」
「ふーん…」
何だ何だ､何でそんな近いんだ｡
白目むくぞオラァ(白目)
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明太子なげっと - あぁ…良いところ？で終わっている…！！ゆっくりでよきなので更新お願いします！待ってます！！ (4月16日 22時) (
レス) @page48 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメントありがとうございます！リアルが忙しく思うように更新が出来ていませんが､お待ちしていただければ幸いです！ (2022年12月25日 7時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
古着 - はぁ…()最高！！更新応援してる！ (2022年12月25日 1時) (レス) @page34 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
おおお - 面白かったです！更新ゆっくりたのしみにしています！ (2021年12月29日 23時) (レス) id: 957fa2aa3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東の番長第2号 | 作成日時：2021年3月4日 21時
