2日目 ページ36
とりあえず全員にコップいっぱいの水を渡した｡
なんかカフェインも良いらしいけど､コーヒー飲めない人もいるからとりあえず摂取した方が良いものを伝えておいた｡
ミソシルも良いらしいって言ったら､グノシーさんが立ち上がったので作るのかもしれない､他の人も何人か着いて行ったし｡
さてどうしようとダウンしている皆さんの介抱をしていると､インカムに通信が入った｡
少し離れた場所で応答すると､ロボロ様だった｡
『おはようございますう。よく寝たか？』
「おはようございます。はい､身体に不調はありません」
そう応えると､あー…すまんな､と聞こえてきた｡
休んで欲しいなら休んでって言えばいいのに…オスマン様みたいに｡
襲撃があったらどうするとか考えてないのか全くもう｡
「皆さんダウンしてますよ。やり過ぎでは？」
『はい…そこはほんま申し訳ないわ…』
「という事で！オスマン様からは昨日より自由にすることと言われていますので､幹部の皆様と婚約者の皆様の護衛と並行してグノシーさんたちの看病を行いますね。途中で抜けるかもしれませんがご容赦ください」
『え゛っ…あ…はい…』
休んで欲しいという気持ちは分かる｡
けどお酒が入った状態で物事を考えるのは良くないと思うんだよね私｡
お酒の力を利用して何かしようとするのは危ない､ダメ絶対｡
では後ほど､そう言ってロボロ様との通信を切らせてもらいいい香りがしてきたので出来上がったミソシルとかコーヒーを各々に手渡した｡
ちょっと貰ったけどめちゃウマだった…やっぱグノシーさんお母さんでは？
「私は幹部の皆様のところに行きますが､お昼頃にまたこちらに戻ってきますね」
「すまんなぁ…」
「良いんですよ､お世話になっている身ですからね」
そう言うとその場にいたほとんどの人が顔を覆って俯いた｡
アルコール弱い人かな？？ちゃんと寝ててくださいね…？
私は自室へと戻り昨日と同じような装備を身に付け､＋αで二丁拳銃を装備したぜ｡
「気ぃつけて…」
「はい､ディルさんもご無理はなさらずに」
熱中症防止キャップを被り昨日と同じ砂浜へと向かう｡
まずはテントの設営からだ､昨日やったし多分大丈夫…多分。
・・・
「…キレてるかもしらん」
「えっ」
幹部たちに静寂が訪れる｡
婚約者たち(1名除く)はその様子を見て首を傾げて､知らぬもの同士顔を見合せていた｡
虎の尾を踏めばどうなるか､知らぬ者は居ないはずなのに｡
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明太子なげっと - あぁ…良いところ？で終わっている…！！ゆっくりでよきなので更新お願いします！待ってます！！ (4月16日 22時) (
レス) @page48 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
東の番長第2号(プロフ) - コメントありがとうございます！リアルが忙しく思うように更新が出来ていませんが､お待ちしていただければ幸いです！ (2022年12月25日 7時) (レス) id: 4d2a866f52 (このIDを非表示/違反報告)
古着 - はぁ…()最高！！更新応援してる！ (2022年12月25日 1時) (レス) @page34 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
おおお - 面白かったです！更新ゆっくりたのしみにしています！ (2021年12月29日 23時) (レス) id: 957fa2aa3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東の番長第2号 | 作成日時：2021年3月4日 21時
