総統及び幹部の婚約者達の専属従者になりました (白目)編 【w！】

情報部隊統括部 ページ5

「あんさんを呼んだのは､これから使用するインカムとかの説明と受け渡しの為やねん」
「受け渡し…」

ロボロさんの正面に座らせられ､黒い箱を手渡された｡
開けるよう促され､中を見ると長方形に近い形をした…なんだろ､ワイヤレスのイヤホンみたいな感じか？
中心には国の紋章がデザインされていて､全体的な色は青緑っぽい色だ｡

「それがインカムな？こう､片耳で電源入れれば使えるで｣

言われた通りに右耳につけて､スイッチであろう場所を押す｡
小さく､ザー､という音が聞こえてくる｡

『聞こえるめぅー？』
「､聞こえました」

びっ…………くりしたぁ！！！！？
オスマン様なんでそんなに愉しそうなんですかやめて下さい心臓に悪いなぁ！！！？

「よしよし､ちゃんと使えるな｡次は…」

ゴソゴソとまた箱を取りだしたロボロ様｡
オスマン様？
私の髪の毛で遊んでらっしゃるよ＾＾

「おぉ〜､見た感じサラサラやけど艶があって触り心地いいめぅ」
「…さいですか…」

ごめん思わず素が出るのは許して欲しい｡
だって緩すぎるんよこの人たちマイペース過ぎん？？
刈り上げてるからあんまり髪の毛を上にあげないで欲しいなぁ(白目)

「これやこれ､はいスマホ」
「………スマホ！？」
「あれ､触ったことない？」

いやありますけども､何なら持ってますけども｡
ほとんど使わないから兄に怒られましたけども｡
だってお高いじゃないですか？？？

「これは国内なら何処でも使えるから､常に持っておくこと｡まあ仕事用やからあんま容量無いねんけど」
「…これは､ロボロ様がお作りになったのですか…？｣
「せやでー､ウイルス対策もハック対策も万全な優れものやでー」

いやこの人緩く言ってるけどすっごいことだかんな？？？
精密機器作んの一人でやったのこの人…？？？
え…こわ………

「一応､君の直属上司はオスマンやから連絡先は入っとるで､あと俺とノヴァ､執事長とメイド長の連絡先な」
「…………はい」
「処理落ちしてへん？？」
「キャパオーバーめう」

いや､えぇ…えぇ？？←
………うん､覚えた､なんで兄貴とかロボロ様とか入ってるのかは知らんけど､オスマン様が直属上司だって知らなかったけど…！

「充電器とかは部屋にあるから､使い方分からんかったら気軽に連絡してな」
「きがるに」
「ロボロ､カイリちゃんより地位上やし呼び捨てでええんちゃう？」
「あー…呼び捨てでもええか？」

無言で頷く｡
もう…すきにして………

一日目終了→←毒味役？

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