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兼さんと呼ぶ理由�� ページ26
ＮＯサイド
???「203…4…5……」
月も雲に隠れていて、完全に真っ暗な状態の中庭ではある人物が素振りを行っていた。
???「ふう、いい汗かいたな」
えー、戦闘狂でおなじみの同田貫正国である。彼は毎晩の日課である、真夜中の素振りを終えたところであった。
ﾋﾀﾋﾀ
同田貫「あ？」
そこへ誰かが近づく音がする。
ﾋﾀﾋﾀ
同田貫「…」
ﾋﾀﾋﾀ
同田貫「おい」
ﾋﾀﾋﾀ
同田貫「誰だよ…いい加減に」
止まることの無い足音に同田貫の堪忍袋の緒が切れかかった時である。注意をしようと彼が振り向くとそこには…
同田貫『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ！』
本丸中に滅多に叫ばない男、同田貫正国の乙女な叫び声が響いたのであった。
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作者名：リース | 作成日時：2023年3月23日 21時
