10話 ページ12
夜叉サイド
琥珀「うおおおおおおおお」
堀川「待ってくださいよ、主さん(*^^*)」
ドドドドド
なにやら、主殿と堀川兄が鬼ごとをしている。原因は主殿が私の寝顔を見に来ようとしたこと………。私の寝顔を見に来るとは…主殿は何がしたかったんだろうな。(癒しを求めてですよ)
長谷部「おい、夜叉国広」
夜叉「なんだ」
ぼーと主殿と堀川兄の鬼ごとを見ていると長谷部殿が話しかけてきた。手には本日の当番と書かれた紙を持っている。
そういえば、切国兄が長谷部殿は毎日主殿に変わって皆に内番などを伝える係を担っていると聞いたな。なんせ、主殿が何かしら騒ぎを起こすから自然とそういう風になったと……。
長谷部「今日は、お前には出陣してもらう」
夜叉「了解した」
長谷部「第3部隊で出陣だ。時間に遅れるなよ」
そういうなり、長谷部殿はせかせかと切国兄の元へ行くとコソコソと何かを話す。
切国兄はあれに頷くと堀川兄に手を振る。何かの合図でも出しているのか?
合図を見た堀川兄は笑顔で手を振り返し、急加速して一瞬で主殿の目の前に来ると思い一撃を食らわせる。
堀川「兄弟に頼まれちゃったんで鬼ごっこは終わりですよ、主…さん!」
(ノ・∀・)ノ ≡ ┻━┻
琥珀「え、(#)'3`;;)・;'.、グハッ」
あ、気絶させた。
堀川「はい、長谷部さん。主さんのことよろしくお願いします(*^^*)」
長谷部「ああ、今日こそ書類仕事をきちんとやってもらわないとな」
国広「行くぞ、主」
ズルズルズルズル
主殿は切国兄に引きづられながら、消えていった。長谷部殿も一緒に向かっていったな。
そうしたら、皆わらわらと自分の持ち場に向かう。
あ、ちなみに安定殿は加州殿に兼定殿は堀川兄に連れられて、手入れ部屋に向かっていった。思ったより、私の一撃が重かったらしい。すまない。
さて、これから何をしたらいいんだ?
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作者名:リース | 作成日時:2023年3月23日 21時