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HLが終わりカバンを持って急いで正門に向かう




先輩だ・・・・



正門の横にすらっと立っている先輩が見えた






私が駆け寄ると

走らなくても良かったのに〜って頭をポンポンされ
顔に熱が集中する。




藤「今からねAちゃんを連れて行きたい場所があるの」



『どこですか??』




藤「教えませーん、付いてきてくださーい」



『ふふ、付いて行きます』


このやりとりに2人で目を合わせ笑い合った







先輩が歩き出しその後ろについて行くと


急に後ろを振り返り

藤「隣、隣歩こ?」






さらっとイケメンな一言を言われきゅんとした私はまだ先輩のイケメンワードに免疫がない。



私は人見知りだけど先輩といると無理に喋らなくてもいいような感じがした。






しばらく歩くと 公園のようなところに着いた




藤「ここ!綺麗でしょ!」




高台のようになっていて街が一望できるところだった。





藤「一回来た時絶対次来るときはAちゃんと来たいなって思ってたんだ」







先輩は下の方を見ながらそう言った。





少し日が暮れて来たせいかもしれないけど
どことなく

先輩も顔を赤らめている気がして



私と同じ気持ちなのかな



ってひとりで嬉しくなった。

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作者名:そると | 作成日時:2018年8月15日 17時

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