狂気の華をください【テニプリ】

光が降り注ぐ3輪の元に ページ43

菊「…ぷっ、にゃはは！！！何2人ともマジになってんのー？嘘に決まってるでしょ！」


貴「えっ…？」


嘘？嘘なわけ…だって、目が本気で…っ


不「嘘…って…」


菊「ごめんごめーん。2人の反応が面白くてつい
まあ俺も悪かったね。ごめんね2人とも」


頭を下げて言葉を吐いた


不「その言葉に、嘘はないんだね」


菊「…あったりまえ。これは本当だよ
俺はAと付き合うのを諦める。でも、
これからは友達として、関わってくれる？」


そう言いながら私の前に手を差し伸べた菊丸先輩


貴「は…はい！」


そう言いながら手を握り返した


不「…まあ僕も色々と悪かったね…ごめんね英二」


これでいつもの平和が戻った
もう私も悩まなくていいんだ


これからも、周助先輩といれるんだ
しばらくは普通に愛されたいな〜なんて


この時はそう思った


だけど現実は甘くなかった

隙あらば忍び寄る黄薔薇→←交渉する黄薔薇

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す