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華を惑わす黄色い薔薇 ページ30

二人と話しながらも周助先輩を見た。いつもと違う先輩にいとも簡単に堕ちた


部活も終わり、先輩を待つため校門でいることにした


貴「…つめたっ」


夏も終わり秋風が吹く季節となった
少し肌寒いが冬ほどの寒さはなかった


早く来ないかなと思っていると肩をたたかれた


貴「!周助せんぱ……っ」


?「あ…不二じゃなくてごめんね?」


そこにいたのは周助先輩ではなく菊丸先輩だった


貴「い、いえ…大丈夫です。あ、部活
お疲れ様でした!先輩のプレー凄かったです!」


密かに菊丸先輩も見ていた
あんな飛び跳ねて凄いなって思った


菊「あ、見ててくれたの?」


貴「はい!」


菊「…でも俺自身は見てないでしょ?」


貴「えっ?」


菊「Aが見たのは俺のプレー
俺自身のことなんて見てくれないんでしょ?」


沈黙が続く。聞こえるのは秋風の音


貴「えっ…と…その…ご、ごめんなさい…」


菊「何で謝るの?Aは何にも悪くないよ
悪いのはAを好きになった俺だから」


貴「…えっ?」


言葉が出ない。好き?私を?菊丸先輩が?
まったく気が付かなかった自分が憎たらしく思う


菊「…俺、Aのこと好き」


気づけば菊丸先輩の腕の中にいた

冷酷に咲き誇る黄色い薔薇→←華の狂気が消え去る時



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ほしぞら(プロフ) - アルテミスさん» アルテミスさーん!!ありがとうございます!頑張ります! (2018年8月16日 18時) (レス) id: 978f564e70 (このIDを非表示/違反報告)
アルテミス(プロフ) - 不二先輩のヤンデレ感がすごい好きです!応援しています! (2018年8月16日 12時) (レス) id: 2cc54b766f (このIDを非表示/違反報告)
ほしぞら(プロフ) - うささん» うささん!コメントありがとうございます!頑張ります!! (2018年7月1日 18時) (レス) id: 978f564e70 (このIDを非表示/違反報告)
うさ - おもしろいです! これからも頑張ってください(´∀`)! (2018年6月30日 23時) (レス) id: 133d7402be (このIDを非表示/違反報告)
ほしぞら(プロフ) - みるくさん!!!読んでくれたんですか!!?嬉しいです!ありがとうございます^^ (2018年6月29日 6時) (レス) id: 978f564e70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほしぞら | 作成日時:2018年6月28日 13時

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