長所短所 ページ43
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相葉さんはとても優しい
回りを気づかいすぎて自分の気持ちをおざなりにしちゃって心が悲鳴あげて熱出しちゃったり
それに、相葉さんは悩み事？とかは自分の中で
昇華するまで考えちゃうのか、途中経過を
私に話すことは無い
話してくれる時は決定事項で、業務連絡となんらかわらない
たぶん、私に話しても仕事のことや、関係者の
ことは分からないからだろう
私も会社の話してもわからないだろうから
彼には言わないし同じかもしれないけど
でも同じだけど、ボロボロになっていく
姿をただみてるだけの状況は悲しいし、
何か出来るなら力になりたいよ…とは思うけれど
私に出来ることなんて何もない
だから、歯がゆいの
「ねぇ、相葉さん…」···
「···」
「はぁ···行こうか一樹…」
「パパは？」
「ん？今ちょっとご用事してるからね？」
「なんにもしてないよ？」
「ちがうよー？
次は何をやったら一樹が楽しいかなって
考えてるの、だからママといこ？」
次の休みはパパと公園に行こうって約束していた相葉さん…一樹との約束も忘れる程なんて、
悩みは大きい様だ
置き手紙をして二人で出掛けた
最近一樹はボール投げがお気に入り
彼にグローブを買ってもらったから
でも、近くの公園はボール遊びが出来ないから
この家から離れた河原まで遊びにきてる
「ママーいくよー」
「はーい、いいよー」
少し離れて始めたキャッチボール
当たり前だけど、右に左に投げられるボール
ボール拾いに走り回される
はぁはぁはぁ…息が上がってきて
ちょっと気持ちも悪くなってきた…
「マーマー！はーやーくー」
「いつきっ…ちょっと待って…ママ…」
あ、ダメこんな時に貧血が…
「Aちゃん…」相葉さんの声が聞こえた気がした…
目が覚めたら病院？で腕には点滴が刺さってた
ハッとして一樹を探す
いない!探しに行こうとした時ドアが空いて
相葉さんが一樹を抱いて入ってきた
「一樹!ごめんね？ごめんね？」
「ママー！」
「Aちゃん、ごめん…おれ…」
河原で私達を見つけた時、私が倒れたらしい
彼が私達を見つけてくれてて、本当に良かった
相葉さんがいなければ一樹はどうなっていたことか…
「ありがとう、相葉さん来てくれて」
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ピカンチ★(プロフ) - ひろさん» 初めまして！大好きと言っていただけてうれしいです。私もこの作品の二人好きです。楽しみに読みにきていただけるように頑張りますね、コメントありがとう (2021年1月24日 22時) (
レス) id: 8c079158e1 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 初めまして。この作品大好きです。これからも 楽しみに読ませていただきます。 (2021年1月24日 21時) (レス) id: c60b3962ed (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年1月19日 10時
