グレイ・フルバスターの姉は出航直後のエースと会いました (ページ6)

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5話ページ6

～数時間後～

A「ん？」

エースと男の子の方を見ると無事に解決(？)したみたい

A「終わった？」

近くに来た2人を見るとげっそりしていた

そんなに体力使うなら喧嘩しない方がいいでしょ

エース「A、紹介するぜ。デュースだ」

デュース「よろしく」

仮面の男はよろしくと言ってお辞儀をした

A「あぁ、私はA。よろしくね」

私も立ち上がっていた同じようにお辞儀をした

エース「で、筏作りなんだが」

やっと本題に入った

エース「何も考えてねぇ」

「「はぁ！？」」

デュース「あそこまで説得させといて何も考えてないのか....はぁ」

ほらデュースも呆れちゃったよ

A「ならここの木、伐採すれば作れるよね？」

「「え.......？」」

A「はい」

驚いてる2人をよそに私は斧を出す

エース「おぉ！？どっからでたんだ！？」

デュース「もしかして、悪魔の実の能力者？」

悪魔の実の能力者？

知らないけど合わせておこ

A「うん、空間を作り出してそこに物を入れるんだ」

デュース「これは便利だな....」

いや、悪いけどさ？

これ魔法なんだわ、エルザがつかってる

A「ま、伐採していこー」

え？ドレスのまま伐採するのかって？

気にするな！←

ガコンガコンガコン

木を切る音が響く今、目の前の男二人は燃えたぎっている

うん、メラメラと燃え出しそうなくらいに

私はようやく3本伐採した頃に2人は6本以上伐採してあった

A「ねぇ、もういいんじゃない？」

見渡すと近くにあった木はほとんど無くなってる

エース「ん？あぁそうだな」

デュース「でもどう組むんだ？」

伐採した木を並べると長さがバラバラだった

A「長さはまぁいいよ。う～ん、ロープあったっけなぁ」

と言葉に出しながら後ろを向きロープを作りだす

A「あったよ！ロープ！」

エース「おぉ！」

デュース「なんでロープなんかしまってるんだ.....」

A「気にしなーい気にしなーい」

並べてる木にロープを巻きそれっぽいものがとりあえず完成した

A「.......これでいいよね」

デュース「3人乗れるから結果オーライだろ」

エース「よし、行くか」

筏を海辺まで運び乗る

デュース「ちょっと安定感無さすぎじゃないか？」

エース「海だから仕方ねぇよ」

めっちゃ不安なんだけど

ありえない程に揺れてますけど！？