姫と呼ばれた乙女（？）な彼とふとイケメン系な少女【Q.K】

Pの実見~後日談1~ ページ10

「福良さんや川上さんには急に何も説明せず、静かになど物凄く失礼を･･･「いやいや、そこじゃない！そこじゃないから！」え？」

「俺も、多分川上もそこ気にしてないから。俺は急なAちゃんの行動に驚いただけだから」

「あ、そうなんですか」

Aちゃんがお静かに、と言ったことを気にしているみたいだが、そこじゃないんだよ
Aちゃんの取った行動について驚いたんだよ

「取り敢えず、次からはちゃんと説明してね？」

川上の為にも

「はい、気をつけますね！」


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝと音の後から聞き馴染みのある玄関を開ける音が聞こえた

「お疲れー!!」「お疲れ様ですー！」

声的に須貝さんと山本だと思う

あ、今の音で川上が紅い顔をした放心状態から少し戻って来た

「須貝さんも山本さんもお疲れ様ですー！」

「お、今のところいるのは、福良と山本とAちゃんか、あれ？靴s･･･え!?川上どうしたの?!」

須貝さんが話ながらこちらに来て異常な川上の様子に気がついたみたいだ

「え?!川上さん!?」

もちろん山本も

「ちょっと福良さん？川上君に何があったの？遠くにいってないで説明して欲しいんだけど？」

「えー、俺そんな遠くにいってn「そこじゃありません!!」えーと、Aちゃんが川上の口を塞ぐという行動でそんな感じになったよ」

説明を求めた須貝さんも、途中俺に突っ込んだ山本も、2人とも驚きのあまり目を見開いている

「「ええぇぇ!?!?!?!」」

「ちょ！福良さん！それ誤解生むから!!」

やっと復活した川上が突っ込む

ちなみにAちゃんは今台所の方でお湯やらなんやらしている

「え、川上･･･真逆お前Aちゃんとそこまでする関係になったのか、お兄さんちょっとふくざt「須貝さん、それ誤解！」あら、違うの？」

先程の話を須貝さんと山本に俺と一応川上が説明する

「なるほど」「あー、なるほどね」

「「は？」」

まぁ、そうだよね

「え？川上さんは好きなAちゃんに手で口を塞がれて紅い顔で放心状態だったんですか？」

「いや、しょうがないでしょ!!」

「しょうがなくはないでしょっ」

「いや、急に好きな子に手で口塞がれるって思ってるよりドキドキするから！状況も状況やし･･･」

いや川上、好きな子って言うときに目を逸らしてちょっと頬染めて少し言いづらそうにするのツンデレ女子！

「え、川上くんが初心みたいな発言してるー(笑)」
「川上さん初心ですねぇ(笑)」

「だから!!初心とかじゃなくて･･･」

川上が山本と須貝さんに「初心」ってイジられてる(笑)

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