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要望通りだったコスチュームを着て集合する。
八百万さんのコスチュームが露出多めで、男子の何人かがチラ見して来るのが鬱陶しかった。
だからって庇うことなくない？
仲良しこよししてどうすんのさ
ライ(まあまあ、友達として、ね)
いつからそんな友達って言える間柄になったのさ
ライ(それもわかんないようじゃ、まだまだだな！)
…別に、一生わかんなくてもいいわ
それより、ペア決めの紙引くの、次私達じゃないの？
ライ(あ、ほんとだ。何が出るかな…ドーン！)
…なんも書いてないぞ
オール「おっ！当たりを引いたのは流速少女か！」
なんか嫌な予感するな
オール「当たりを引いた流速少女は…私と対戦して貰う！」
「「「えええええ！」」」
うるさい
そして、嫌な予感が当たった
オールマイトと戦うなら、個性は必須
つまり、私が主導権を握らないといけない
当初の予定では、よっぽどの事がないと、私は出てこないってことだったんだけど…
ライ(霊華…お願いします)
まあ、一度見守るって決めたからには最低限の協力はしますよ…
それに、今私達が二重人格であることがバレるわけにもいかないしね
最悪二重人格であることはバレてもいいけど、個性のことは最重要秘密事項だからね
ライ(ありがと)
まあ私達は最後にやるみたいだし、それまで見学してるか。
ライ(そうだね)
見学するため、モニタールームに移動した私達
最初は爆豪がいるDチームと緑谷がいるAチームだ
その二人は犬猿の仲らしいし少し嫌な予感がする
オール「さぁ君たちも考えて見るんだぞ！」
ライ(どう思う？この試合)
Aチームが不利
緑谷の個性はわからないけど、代償的にそんな多用は出来ない
麗日さんも、まだまだ個性が発展途上中だから厳しいよ
ライ(万が一勝っても、ボロボロ状態って感じになるってこと？)
多分ね
緑谷達はビルに潜入し、警戒しながら進んでいる
峰田「いきなり奇襲！」
BooM！
2人の前に、個性を使い爆豪くんが飛び出してくる
何か言い合っている
そんなことしてる暇、実戦だとないのに
私情に囚われすぎだろ…仮にもヒーロー志望なんだよな、爆豪
オールマイトが言うには、小型無線でコンビと話しているらしい
無線と建物の見取り図と確保テープを持っていて、相手に巻きつけた時点で捕らえた証明となるらしい
制限時間は15分間で核の場所はヒーローに知らされないとのこと
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作者名：おにぎりせんべい | 作成日時：2023年11月23日 0時
