16 ページ16
.
Aに話があると言ったのはいいが何処で話そうか決めていなかった
取り敢えず隊士のいない所を探す
Aはと言うとトコトコと俺のあとをついてくる
「(…可愛すぎんだろィ)」
トコトコとついてくるAは女の“子”だった
どうして俺ァ“何処に女子がいるんでィ”なんて言ったんだろう
隊士達がいなかったのは道場の入口の前。
俺はそこで足を止めた
止まったのはいいが何を話せばいいのか分からなくなった。
「(取り敢えず謝ろう)」
そう思い口を開く
「あの…『昨日はすいやせんでした。』え…?」
俺が口を開いたのと同時にAも口を開いた
「昨日はAの気に障るようなことを言ってすいやせんでした」
「う…ううん大丈夫」
「本当ですかィ?」
「うん。女の子として見られてなかったのはショックだったけど…こうして謝ってくれたから大丈夫だよ。」
「ひとつ気になることがあるんでィ」
.
「ん?」
「どうして怒ったんですかィ?」
そう聞くとAは
「そりゃ好き…」
と言って口を噤んだ
「好き?」
何が好きなのを聞こうとしたら
「!?!?!?!?いやっなんでもないっ」
と全力で否定しAは走っていった
「…?」
.
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラ
万斉
57人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
薔薇(プロフ) - very good!この作品凄く面白いです!更新頑張ってください!待ってます!凄く。 (2018年3月4日 12時) (レス) id: 60acc756ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜巾恵美 甘苺 | 作成日時:2017年11月4日 16時