検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:5,632 hit

いち ページ4

今日はどこでサボってるんだろ...


午後3時頃、私は今見回りをサボっているであろう沖田さんを探している。






今日はまだ沖田さんに会っていない。

一日一回は沖田さんの顔を見ないと私の体が干からびちゃう。



真選組の専属の医者になったっていってもなぁ...別に屯所にすめる訳でもないし。

怪我した隊士さんの看病をすることくらいだし。


お給料は変わらないのに仕事は楽になるってウキウキしてたけど楽になりすぎてほぼ毎日暇してるし。





あぁ、沖田さんに会いたいなぁ。








私が松平さんと真選組にご挨拶に行った時、沖田さんに一目惚れしてから毎日沖田さんに告白している。





そろそろOKもらえないかなぁ。









私はもうお嫁に行く準備は出来てるのに。

沖田さんってば、何をそんなに照れているんだか。







そんなことを考えて歩いていると、

前方50m先に黒い隊服のポケットに手を入れた栗色の髪の男の人を発見!




あれは沖田さんだ。









「やっと見つけましたよ沖田さん!探したんですからね!」





そう言ってガバっと黒い隊服に抱きついた。









はずなんだけど、




あれ?顎痛い。







「沖田さん避けないでくださいよぉ、私顎打っちゃいましたよ。そんなところも大好きですけど!」





私はこんなことでへこたれない。

こんなの慣れっこだ。
日常茶飯事だ。


今度は避けられないようにそっと抱きつく。







「おい、何また抱きついてんだ。離れろ」




今日沖田さんとの初の会話。







沖田さんってばシャイだなぁ。

あぁ、もう好き。大好き。









「沖田さん、今から私とベッドでレッツパーリーしましょうよ」






「誰がするか、おめーはゴキブリとレッツパーリーしてろィ。つか離れろって言っただろ」








無理矢理引き剥がされ沖田さんは行ってしまう。



もうちょっと抱きついていたかったのに....

あ、そうか。あんまり長い時間抱きついてたら理性が保てないってか。



なら仕方ない。



まぁ、今日も沖田さんに会えたし話せたし。






明日は何処でサボってるかなぁ、探しに行かないと。

頭の中でそんなことを考えながら家に帰った。

に→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蜜柑 | 作成日時:2018年3月25日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。