case 6_幼馴染 ページ30
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田中「妃河岸、俺今バズってて買えないカップラーメン食いたい」
「あ、ちょうど私も同じこと考えてました」
田中「町中駆けずり回って探してこいよ」
「こっちのセリフです」
田中「生意気言ってんじゃねえよ」
「そっくりそのままお返しします」
浮気潜入調査がひと段落つき、私がこの事務所で働くようになってから一週間が経った。
その件以降、大した話が盛り上がるような案件もなく一言で言ってしまえば
「ヒマですね」
田中「俺貧乏神雇っちゃったかな」
「平和の女神って呼んでくれてもいいですよ」
田中「軽率に解雇したい」
松村「仲良しだねえ」
田中「どこがだよ」
「松村さんすごいニッコニコ」
松村「俺二人が喋ってんの見るの好き」
田中「自分も混ざりたそうにそわそわしてんじゃねえか」
毎日こんなに楽しく過ごせて衣食住が約束されていると思うと居心地が良すぎてたまらないこの事務所。会社に勤めていた頃と比べものにならない緊張感のなさ…最高だ。
田中「北斗、学生の時何もしてなかったから反動がすごいんだよ、今がフィーバータイム、ガキだよガキ」
「じゃあ田中さんは学生の頃からずっとガキのままってことですか？」
松村「やーいガキ」
田中「うるせえガキ」
多分今三人の頭の中は「今日も定休日でいいかあ」この辺だろう。
探偵事務所は事件の依頼をされて解決まで持っていくと多額の金銭を客に請求をするから客数が多くなくても幾分か余裕があるのだ。
「あ……足音聞こえません？お客さんかも」
田中「今から定休日にしてこいよ」
「鉢合わせちゃいますよ！！」
三人の煩悩を打ち壊すように足音が外から聞こえる、そして机の上に広げていたトランプを回収する。別に神経衰弱なんかしていなかった。
私の予想通り事務所の扉が開かれる。
どうせ見た目が古いからオシャレなカフェだと勘違いでもされて…
「え！！」
『やっと見つけた…帰るよ、A』
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ぴび(プロフ) - ちゃんとしりとりになってるの面白すぎるw！更新頑張ってください^^ (6月5日 21時) (
レス) @page47 id: 1bc63c0c6d (このIDを非表示/違反報告)
パラド(プロフ) - とてもどタイプな小説見つけちゃいました♪探偵×田中樹最高すぎます🥹🫶陰ながら応援してます😊 (6月2日 16時) (レス) @page40 id: 9f4f512c52 (このIDを非表示/違反報告)
鬱金香(プロフ) - annaさん» ありがとうございます！ソース派かタルタル派か小競り合いさせたいがためすっかり忘れてました🥺ご指摘ありがとうございます🙇♀️ (5月16日 21時) (レス) id: 3cbde8debb (このIDを非表示/違反報告)
anna - すいません、最後のこれからがこれさらになってました。何度もすいません (5月16日 18時) (レス) id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
anna - このお話大好きです！めっちゃ面白いです。これからも応援してます！！あと、一つ訂正というかあれなんですけど、松村さん甲殻類アレルギーなのでエビ食べれないかと、、いきなりすいません！これさらも応援してます！ (5月16日 18時) (レス) id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
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