11話 ▽ ページ13
『宵崎さんですよね!ニーゴのメンバーだったんだ』
奏「うん、私はニーゴで作曲をしてるんだ」
瑞希「え、奏知り合い?」
奏「この前CDショップの近くでAさんとまふゆと偶然会って…」
絵名「まふゆが誰かと外出するなんて珍しいね」
『あはは、ちょっと訳ありで…そういえばまふゆはニーゴで何してるの?』
まふゆ「作詞、この4人でそれぞれ作業して曲を完成させるの」
『す、凄い…!』
瑞希「へっへ〜ん、そうでしょ!
そうだ、ミクとかセカイのこととかちゃんと説明しないとだよね
ちょっとミク呼んでくるー」
『ミク?』
暁山さんが呼ぶと、物陰からひょこっと誰かが出てきた
見た目は少し違うけど、ツインテールなうえに雰囲気であの初音ミクだと判断できた
…え、なんで?
『ミクってあのバーチャルシンガーの?ボカロの!…え!?』
それからミクがここにいること、セカイが生まれた経緯などを教えてもらったあと少しだけ雑談をした
ここがまふゆの想いでできた場所と聞いたときは驚いた
…なんかさっきからずっと驚いてばかりだな
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『今日はありがとう、楽しかった』
ホントにすっごく楽しかった、こんな時間が一生続けばいいのに
長居しても悪いしそろそろ帰ろうかな、と思っているときだった
奏「Aさん」
宵崎さんの声がした
私が首を傾げていると、また驚くことが起こった
奏「Aさん、もし良ければなんだけど…
ニーゴで一緒に活動してみない?」
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みずな(プロフ) - 面白かったです!連載終わっちゃったの寂しいな… (2022年3月24日 20時) (レス) @page9 id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らねい | 作成日時:2022年2月28日 18時