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イギリス、首都ロンドンにて。
伝統の赤い電話ボックスの、隣にある百人乗ったらぶっ壊れますと、言わんばかりにボロボロなアパートの二階にその魔術結社は存在した。
その名は、『夜空を彩る魁星』まぁ、いっちょ前に名前なんぞついてるが実質メンバーは三人のみの結社予備軍だ。
そんな結社なのか、予備軍なのか分かんない三人チームの彼女らが住むアパートに轟く声が一つ。
「げ、げェェェェいィィィィィジじゅゅゅゅゅゅつうううぅぅぅぅぅぅぅぅ！！！」
「う、うるさぁ〜いオーロラ。というより、世界的な芸術家がロンドンで叫ばないでよー」
「芸術！？」
「僕は芸術じゃないから、キャンパスにしないで」
オーロラ=ベエッタ。
またの名を狂気の芸術家。(絵にマンガン電池なんさを使っているウワサがあるため)その容姿としては、抹茶色の目に、黄緑色の長いストレート。
腰まである長い髪はブロック事に分かれ服装は、彼女の芸術センスが出ているのか、黒いどこかコスプレのような軍服、軍帽は常に装備しておりスカートは階段状で緑や鶯色、水色などで彩っている。
先程から、彼女に気弱な声を出している小学生ぐらいの背である金髪の三つ編みをくるんと、カールさせたのを左右につけ、博士帽と黒マンと装着している(大きすぎて中の服が見えない)少女がいる。
カレン=マスクウェル。
通称博士であり、魔術の都合上で科学魔術問わず色んな事を知っている唯一の常識人だ。僕、なんて使っているが一様少女だ。
キャラ濃すぎる二人に埋もれないように使っている。(本人否定)
そんな中、銃弾一つで壊れそうな扉をぶっ壊して(！？)入って来た野郎がいた。弁償？そんなもんすんか。
シャール=グラインド
生粋のお嬢様『風』で、赤い長い髪は下の方がカーブしているゴスロリ少女だ。
ゴスロリのデザイン画は、オーロラが書いているせいかリボンとフリルとレースの塊と化している。もう、どう表現したらいいのか分かんない程に。
そんな、少女が帰って来たのだろう。
「シャールが帰ってきたっぽいワケ」
「そ、そうみたいだね」
どったんバタンという音とともにシャール=グラインドは帰って来た。
そう。
煤と灰と火傷まみれな点を除けば彼女達のよく知るゴスロリ少女は帰って来た。
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