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中学に上がってちょっとした冒険気分でカフェのお店に入った。そこでたまたまユズと出会ったわけだ。

『………あのさ、もしかしてユズ?』
『…やっぱ紬?』

相席にしてもらった。

『家の方、最近どう?』
『……今はもう大丈夫。心配しないで。』
『そなの?そんなら良かった。』

それからはお互い最近のことを報告し合ったり、連絡先を交換したりした。

何年も間を空けていたが、それでも私たちの絆は切れてなかったことが嬉しかった。





「ほら紬!起きな!!」
「いったいどんだけ眠いの…。」
「え、紬ちゃん?」
「ン……んん??」

どうやらボーリング場に入ってソファに座った瞬間、爆睡してたらしい。ってあれ……

「タケミっちくんじゃん。ってヒナちゃんも。」
「紬ちゃん!いつからそこに!?」
「いやずっといたけど……」

いつの間にかかけられていたブレザーが後ろ髪まで覆い、レーンからは背を向けて寝ていたから気づかれなかったようだ。

「タケミっちくんたちはラブラブデート?羨まし〜い。」
「え…紬ちゃん、なんでここに……?」

いったいどういうご関係で…と若干フリーズ状態のタケミっちくん。

ん〜〜ちょっと過去が重いし…正直に話すモンでもないな。もう解決済みらしーし過去は水に流しちまえ。

「まぁ、ユズと八戒の家族?みたいなモンかな。ちょっと間が空いたりはしたけど、8歳からの付き合い。」
「紬はアタシの妹みたいなモンだ。」

え、私が姉ではなく??

マジか〜〜柴家ぐらいでは姉貴になりたかった〜〜〜。

せっかくだからということでユズん家にタケミっちくんとヒナちゃんとも一緒に行くことにした。

八戒はタケミっちくんと『俺ら今日から兄弟分な?』とフレンドリーに接し、
ユズはタケミっちくんを『弟分』……というか『バシリ』として認識。

ユズからしたら、タケミっちくんが東卍の隊長になってるのか不思議でしかないようだ。
まぁタケミっちくん見るからに弱そうだもんな。

「タケミっちくんは根性がスゴいんだよねぇ。喧嘩はクソ弱だけど。」
「紬ちゃん…!?」
「そうか?断然、八戒の方が上に立つ器に見える。」

相変わらずのブラコンだな、ユズ。微笑ましい。

「確かに!柴くん強そう!」
「ヒナ!?」

にこやかに同調するヒナちゃん。
それに顔を青くさせる彼氏のタケミっちくん。気の毒に。

あ…でも八戒って………

「……。」

あーあ、出たよポンコツ。

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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇‍♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2023年2月3日 17時) (レス) @page43 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あ、八戒固まった、このシーン好き! (2022年11月6日 19時) (レス) @page18 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あ、これって、あの短編にあったシーン! (2022年11月3日 13時) (レス) @page11 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 場地さんそのセリフ!!!夢主、鈍感だよって、ハロウィンのは大泣き場面やぁ…… (2022年10月30日 22時) (レス) @page7 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
巫缶(プロフ) - 違う!そういう意味じゃない!(多分) (2022年10月30日 21時) (レス) @page7 id: 926dc0c43f (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2022年10月28日 16時

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