18 指輪�� ページ4
『ゆ、指輪…。』
「Aのことは信じてるし、こんなこと聞きたくないんやけど不倫じゃないよな？」
『不倫？！ないない！してないよ、由伸くんしか好きじゃない』
「あーーー、ほんならよかったぁぁ」
『…よくないよ、』
「どうした？」
『ごめんなさい。指輪、なくしちゃったの』
「そっか、なくしちゃったか」
『怒るよね。せっかく由伸くんが選んで買ってくれた大切なものなのに…。本当にごめんなさい』
「泣かんといてや。そんなんええて」
『なんもよくないよ』
「ほんまにええって。指輪なんてまた買ってあげるよ」
『なんでっ、、怒ってくれていいのに』
「俺、指輪買った時に決めたんよ」
『？』
「この指輪をつけてAが幸せに過ごしてくれたらええなぁって。
やから、汚れても壊れてもなくしても、また買ってあげようって」
『う、うぅ…』
「もー、泣かんといてや笑笑」
『ありがとう、』
「一緒に買いに行こうな？
前のよりもっと派手なのでもええで？」
『前のと同じのが良い』
「よし、明日行こう」
『あした！？』
「A可愛いから、指輪してないと変な男が近寄ってくるやろ」
『こないよ、大丈夫だよ笑』
「俺が大丈夫やないねん」
『由伸くん』
「ん？」
『ほんまに好きやで！！』
「下手くそな関西弁やな笑笑」
『ちょっとは照れた？』
「まっったく」
『うそだ！耳赤い』
「暖房効きすぎなんちゃう？」
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作者名：ぽみ | 作成日時：2024年2月16日 0時
