夢のような恋桜【オリジナル】

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「大きな力･･･ってどんな?」

「それはよく分からんが、力を持っている者は狙われやすいと」

Aは黙り込んだ。

すると彩斗が

「妖怪は人間を守るための契約が必要だと言ってたぜ」




というとAが少し首をかしげて

「えっ･･･契約って何?」

すると紀桜がAを背後にして言った。

「契約は俺たちの力が暴走したり、人間を襲おうとしている時に行動をやめさせたり、体を縛ることができる」

紀桜はそう言いながらも周囲を警戒し狐火を出している。





その時、窓から何かが入ってきた。

･･･足がたくさんあり、黒い。

Aは背中がぞわっとした。

寒気がはしった気がする。

その何かとは･･･




「土グモか･･･。低レベルの妖怪か」

「あの、どうすることが契約なの?」

「契約?ああ知りたいか?
なら今から契約を結んでやろう」





するといきなり紀桜の顔が近づいた。

Aは唇に温かいものを感じた。

Aは何が起こったのか、すぐに気づいた。

Aは恥ずかしくなって顔を手で隠した。




赤面になってたからだ。

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