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その言葉にAは驚きドギマギと目を逸らしてしまう。
「守るって言っても、ど、どうせ契約しているからでしょ?それに私なんて守ったところで何も無いし、私に大きな力があるってそんなの気のせいよ!」
Aの言葉に紀桜は驚く。
それでもまだAは続けた。
「どうせ私には守ってもらうほどの価値もないし、それに……ただの高校生……。何の取得も無いただの……」
「もういい、それ以上言うな!!!」
紀桜は言葉を遮り真顔になった。
「お前は、自分を悪く考えすぎだ。お前の中にある大きな力も気のせいじゃない。信じられないというのなら試してみればいい」
「え……試す?それってどうやって」
「そうだな……お前の場合は自分の心の中に眠っている力に語りかける。周りの音を自分から消せるくらい集中するんだ」
力にはいくつかの種類があり、色々な音や声を操る力、生き物を操る力、鉄を操る力などたくさんある。
その力のどれかがAの中にある。
「うん。ちょっとやってみるね」
Aは目を閉じる。
一瞬で空気が変わった。
Aの周りに緊張感が走る。
(私の中に眠る力よ、その力を示し、私に力を与えよ)
Aが語りかけた、その時、七色の光にAが包まれた。
「A……!!!」
紀桜はAの名を叫んでいた。
(な、何だ?あの七色の光は……見たことがないな……。どんな力なのか……)
Aのことを心配しながら、考えた。
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二瀬まい@カルマ愛#3月にお別れ - プードルさん» おけー見るw (2016年11月16日 23時) (レス) id: b36e188af3 (このIDを非表示/違反報告)
プードル - また新しいの書いた!吸血鬼さんのイケメン or 変人日記 です (2016年11月16日 21時) (レス) id: 05140df3cb (このIDを非表示/違反報告)
プードル - 1000hit よっしゃーー (2016年11月16日 21時) (レス) id: 05140df3cb (このIDを非表示/違反報告)
二瀬まい@カルマ愛#3月にお別れ - プードルさん» 見たよ♪ログアウトなうw 1000hitおめでとう☆ (2016年11月16日 20時) (レス) id: b36e188af3 (このIDを非表示/違反報告)
二瀬まい@カルマ愛#3月にお別れ(プロフ) - プードルさん» え、ほんと!?見てみる♪ (2016年11月15日 22時) (レス) id: b36e188af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とまと x他2人 | 作成日時:2016年7月12日 0時