人間、誰しも欠点はあるもの ページ16
三「いや、最近携帯買ってもらったんだけどさ、何をどうしたらいいんか全然わかんねぇんだよ。」
龍「あぁ、コイツのメール、暗号になってたわ。変換間違えまくってた。」
いや変換くらいできんだろ。
だが携帯を見せてもらうと短い文章でも誤字は必ずあった。どの文面にも少なくとも一つはあった。
パ「そういえばよ、この前情報室のパソコンが全部ぶっ壊れたって聞いたんだけどよ、あれって三ツ谷か？」
は？パソコンが全部ぶっ壊れた？
全員が隆に目を向けると目を反らされた。
マジかよ。
虎「三ツ谷って機械オンチ？」
三「ゲームはできる。」
龍「それ以外は？」
三「無理です。」
全ー三「「「「「「マジか。」」」」」」
こいつにも欠点あるんだな。
三「まぁ、そういうわけで結構悩んでんだよね。俺が裁縫教える代わりに京は俺に携帯の使い方教えるってのはどう？」
「いや、良いけどよ・・・。」
意外すぎて拍子抜けした。
隆は心底嬉しそうに人懐っこい笑顔を浮かべた。
万「こいつ、機械類に関してはスゲェから。」
「おい「関しては」ってなんだ。私、喧嘩もできるし頭も良いし、家事も出来てこれから裁縫もできるようになるパーフェクト美少女ですけどぉ？」
圭「お前は性格が残念なんだよな。」
「お前は頭が残念だわ。中学生にして留年しそうで心配。」
全ー圭、パ、貴「「「「「否定はしねぇ。」」」」」
圭「テメェら・・・！」
パ「リューネンってなんだ？」
パーちんも馬鹿だな。
まぁ、その後早速、隆に携帯を教え始めたけど・・・
三「あれ？またバグった。」
「お前、嘘だろ。もう心折れそう・・・。」
万「いやーー、絶景絶景！」
虎「頑張れ〜、京。」
「ありがと、カズ。後で頭撫でてやるよ。万次郎はくたばれ。」
とことん駄目だった。それでも１時間かけて説明したらメール打ってる最中にバグることはなくなったし、誤字も減った。
「・・・」
圭「京が燃え尽きた・・・。三ツ谷、おめぇナニモンだよ・・・。」
三「不良やってる男子中学生。」
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作者 - コメントありがとうございます。更新、頑張ります。 (2022年7月20日 0時) (
レス) @page44 id: db786199f7 (このIDを非表示/違反報告)
この作品にハマったものですＺＥ☆ - マジで！マジで！マジ(( 面白かったです！更新待ってまーす♡ (2022年7月19日 17時) (レス) @page43 id: 2d1d3bdc6c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2022年7月13日 20時
